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『ファートンいきもの記』【42】 (2022年6月25日)

(ファートンいきもの記を現在のバンコク中心の内容で投稿するとどうしてもカエルかヤモリの紹介に偏ってしまうので、過去に日本や他の国で出会った生き物たちも紹介していきたい)

今日の「いきもの」は≪Skimbleshanks(スキンブルシャンクス)≫である。
ミュージカル『CATS』の中で、奴は「鉄道猫」として知られている。奴は、列車に現れるネズミを捕まえたり、いたずらをしているネコを取り締まったりと大忙しのようである。それゆえ、様々な現場へは駆け足で向かっていく。ミュージカルの中でも、奴の歩き方は独特で、機械仕掛けのおもちゃのようである。私が日本で出会った奴も、ミュージカルのSkimbleshanks(スキンブルシャンクス)と同様に、せかせかと忙しそうに小走りで移動していた。その姿は線路の上を真面目にまっすぐに進む「鉄道」そのもののようだった。もしかすると「鉄道猫」というのは、鉄道で仕事をするのと同時に、ネコ自身が鉄道のような真面目にまっすぐ進むという二重の意味があるのではないだろうか。

奴の「とくしゅ(特殊能力)」は「CATつ猛進(きゃとつもうしん)」である。
鉄道のように目的地に向かって真面目にまっすぐ突き進む様子は、もはや「『ネコ』というよりも『イノシシ』」である。しかし、見た目はどこからどう見ても「ネコ」なので、「猪突猛進(ちょとつもうしん)」と表現することはできない。ということで苦肉の策のダジャレである。

新約聖書の『マタイによる福音書』には、「羊の皮を被った狼」の話が出てくるが、奴の場合は「ネコの皮を被ったイノシシ」かもしれない。

聖書の話を書いていたら、もう一つのダジャレを思いついてしまった。イノシシと同じように、まっすぐ前に突進していく動物に「牛」がいるが、「オス牛」は英語で「bull(ブル)」である。すると、奴はネコの皮(スキン)を被った、「牛(ブル)」だから、名前が「『スキン・ブル』シャンクス」かもしれないと思ってしまったわけである。まあ苦しいダジャレなので無関係だろう。

#ネコ #Skimbleshanks
#The_Railway_Cat   #ミュージカルキャッツ
(以下で今日の「いきもの」をスライドにて紹介)
(動画も紹介)

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