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▶無『意』味・感想〔127〕◀(2024年3月18日)
ラオスは最近、雨が降ることもあります。2月くらいまでは文字通りの「乾季」でしたが、3月になってからは「暑季」と呼ばれることもある季節に入ったようです。
「暑季」は1年の中で最も暑い季節で3月から5月くらいがそのように呼ばれます。乾季とは違っていて雨が降ることがありますが、6月くらいから始まる「雨季」ほど降るわけではない季節です。
特に最近は夜に散歩をしていると、湿度の高さを感じるようになり、少し歩いただけでも汗が出てきます。そんな湿度の高さのせいでしょうか。乾季真っ只中のときはなかなか遭遇できていなかったヒキガエルやトッケイヤモリ(ゲッコー)たちを見かけるようになってきました。
そして数日前、久しぶりに大きめのトッケイヤモリ(ゲッコー)が壁に張り付いているのを発見。しかししばらく遭遇していなかったので、ゴム手袋を家に置いてしまっていて、奴を捕まえるためには素手で勝負しなければなりませんでした。
トッケイヤモリ(ゲッコー)は大きくなればなるほど顎の力が強くなり、噛まれると大量出血の大けがにつながります。実際ラオス第2期が始まったばかりの4月に遭遇した奴を素手で捕まえようとして、見事に噛みつかれ、大量出血してしまいました。しかも右手が噛まれて激痛が走ったにも関わらず、大物だったので逃したくないという思いから、左手で捕まえようとして再び噛まれ、どちらの手も血だらけに。
そのため数日前に遭遇したとき、ゴム手袋なしでチャレンジするかどうか迷いました。しかし大物のトッケイヤモリ(ゲッコー)に次いつ出会えるか分からなかったので、持っていたタオルで上から押さえてみると、見事に捕獲成功。
そして家にお連れしましたが、奴は非常に不機嫌です。ずっと口を開けて威嚇をしてきます。少し何かを近づけると噛みつこうとしてきます。拡大して口の周りを観察すると、ギザギザが見えます。このギザギザと顎の強さが、噛まれたときにケガに繋がる要因なんですね。
奴はヒキガエルと違って、常に攻撃的で歩み寄れないので、居候になってもらうのは無理です。もう少し観察したらリリースしようと思います。
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