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我楽多だらけの製哲書

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日常の出来事と哲学を掛け合わせた考察をつれづれなるままに綴っています。先哲の思想は、昔のことだし抽象的で近寄りがたいと思っている人がいるかもしれませんが、実は、現代においても日常…
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#世界史がすき

★我楽多だらけの製哲書(49)★~ウクライナ情勢とチャーチル(Ukraine situation and Churchill)~

(これから先、どのような展開になるかは分からないが、その展開を見てからの結果論で語りたくはないので、現在生じている問題に対して、衝動的・直観的・短絡的・短期的な捉え方ではないかという指摘を甘んじて受け入れつつ、国際法、特に経済制裁などを含めた安全保障について一時期は研究に取り組んだ自分としては、やはり何かしらのことを語っておきたい) 「始まってしまった」というべきか。 「始まるべくして始まった」というべきか。 そもそも「始まっていた」というべきか。 Should I sa

★我楽多だらけの製哲書(48)★~数字の持つ意味とジョン・ミルトン~

今日は2022年2月22日である。 これだけ同じ数字ばかりになると、何となく特別な日に感じてしまう。 2022年2月22日なので、「2」が6個であるが、同じ数字がたくさんある月日のトップは11月11日であり、2011年11月11日も「1」が6個であった。11月11日は月日で既に「1」を4個持っていて、しかも月日で同じ数字を4個持てるのは「1」だけである。 だからこの先の2111年11月11日には「1」が7個も揃うことになる。さらに100年以上経てば2222年2月22日という

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★我楽多だらけの製哲書(45)★~異端だけれども正統な位置づけとグレゴリウス7世~

以前の投稿で、「サンマルク公会議」と題して、サンマルクカフェにおけるチョコクロの正統と異端について偉そうに述べたわけだが、この議論そのものが異端であるとして叱責されてしまうだろうなと、ある出来事を思い出した。 現在のように新型コロナウイルスの世界的な蔓延など予想もされていなかった2019年7月、私はラオスに住んでいたが、勤務していた日本語補習授業校の長期休みを利用して、ネパールの国際ボランティアキャンプに参加していた。 そのとき同じボランティアプログラムではないのだが、ち

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★我楽多だらけの製哲書(40)★~サンマルク公会議とコヴィー~

「ああ、チョコクロがない」 私が好んで利用しているサンマルクカフェであるが、いつものようにチョコクロとアイスコーヒー(M)を注文しようと思っていたところ、この日は店頭にチョコクロがなかった。 では他の商品を頼もうかということで、バターデニッシュに代わりを務めてもらうことにした。しかし、バターデニッシュには失礼なのだが、今日はチョコクロの気分だったので、甘いはずのバターデニッシュが何だかほろ苦く感じられた。 そのせいなのか、授業の予習などの活動でもなかなか士気が上がらず、い

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★我楽多だらけの製哲書(39)★~悩ましき板書へのこだわりとヘーゲル~

「客観的な意志と主観的な意志は、その後調和し、同一で同質の全体を提示する。」 これはドイツ観念論の完成者とされるゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの言葉である。 今年も感染の急拡大によりオンライン授業になる可能性があるので、心の準備と頭(記憶)の準備のため、去年自分がオンライン授業に関してどのような試行錯誤をしていたか、どのような葛藤をしていたかを確認しておきたい。 (ここからは2021年1月に関わる内容) オンライン授業が始まり一週間ほど経ったが、試行錯誤

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★我楽多だらけの製哲書(38)★~オンライン授業における気づきとルター~

去年の今頃の投稿を振り返っていると、ちょうどオンライン授業が始まったところだった。 ついこの前までならば、全く異なる状況だったなあとなるかと思っていたが、気づけば去年と同じどころか、去年よりも厳しい状況になっている。現段階で、勤務校はまだオンライン授業の判断を下してはないが、いざオンライン授業になった場合を想定して、去年の投稿を振り返っておきたい。 (ここからは去年の投稿) 勤務校でオンライン授業がスタートした。 これまで社会科の教員として、私が授業での働きかけで意識してき

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