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2022年3月の記事一覧
★我楽多だらけの製哲書(57)★~気にはなるが意味は分からない文字たちと横井也有(Characters that are worrisome but do not understand the meaning, and Yayu Yokoi)~
仏教寺院が至る所にあるバンコクであるが、散策しているとモスクを見つけた。モスク周辺のお店ではタイ語だけでなくアラビア語での表記も発見した。やはりムスリムの人たちのためにアラビア語でも表記をして理解しやすくしているのだと思う。 タイ語とラオ語は似ているのに、ラオスにいた1年間でほとんどラオ語を勉強しなかった私にとって、タイ語は「謎の文字」である。そして大学2年のときに興味本位で履修したアラビア語も20年以上時間が経っているので全く分からない「謎の文字」である。 読めないとい
★我楽多だらけの製哲書(56)★~温かみを感じるバンコクのローカルバスと孟子(Bangkok's local bus that feels warm and Mencius)~
ここ数日間は、バンコクの中心部に行くためにバスを利用している。徒歩の次に安価な移動手段がバスだと思われる。他には、バイクタクシー、乗り合いタクシー(トゥクトゥクみたいなもの)、普通のタクシーなどがあるが、それらはバスに比べて小回りも利き、ルートも柔軟性があるため、その分、価格は高く設定されている。中心部に行けば、鉄道もあるが、こちらもバスに比べるとやはり高額である。 バスの安さは、ルートの制約があるだけでなく、朝夕の渋滞に巻き込まれると、ほとんど進まなくなり、同じルートでも
★我楽多だらけの製哲書(55)★~正直者が得をすると感じた出来事とアリストテレス(Events that honesty felt profitable and Aristotle)~
見栄というかプライドというか、自分を飾って見せようとする姿勢は、一時的な自分の恥ずかしさというものを回避することにはなるかもしれない。しかし、その場しのぎでしかないので、長い目で考えた時には得をしないものである。 The attitude of looking good, pride, or trying to decorate yourself may help you avoid temporary embarrassment. However, since it is
★我楽多だらけの製哲書(54)★~暑さも人為も包み込む黄色い花のヴェールとテリー・テンペスト・ウィリアムス(A veil of yellow flowers that wraps around heat and man-made objects, and Terry Tempest Williams)~
バンコクを散策していると黄色のきれいな花が数珠つなぎのように集まっている木を多く見かける。これはタイの国花であり、「ラチャプルック」と呼ばれている。黄色い花が降り注いでいるようにも見えるので別名「ゴールデン・シャワー(ツリー)」とも呼ばれる。 この木の開花時期は3月から5月くらいで、タイやラオスの辺りの地域では最も暑く、「暑季」とも呼ばれるが、その暑さを黄色の花のシャワーによって涼しくしてくれているようである。 道沿いにたくさんの木が植えられているので、それが道沿いを何十
★我楽多だらけの製哲書(53)★~私への刺客第一号と源義朝(The first thug to me and Minamoto no Yoshitomo)~
ロシアがウクライナに侵攻して1ヵ月が経つ。ロシアの(プーチンの?)当初の想定よりもウクライナの抵抗は激しく、ウクライナ情勢は混迷を極めている。いくつかの報道によると、プーチンはキエフへ暗殺部隊を送っているらしい。狙いはもちろんゼレンスキー大統領である。今のところ、ゼレンスキー大統領の身に危険は及んでいないが、用心しなければならないだろう。 It has been a month since Russia invaded Ukraine. Ukraine's resistanc