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『ファ~トンいきもの記』

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いろいろな「いきもの」の様子を紹介しています。『「ファー」ブル昆虫記』と『シ「ートン」動物記』を組み合わせたような「いきもの」紹介です。日本・シンガポール・ラオス・インド・ネパー…
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2022年4月の記事一覧

『ファートンいきもの記』【40】 (2022年4月15日)

今日の「いきもの」は≪山田なガマさ≫である。 私がチャトゥチャック市場でカエルを買おうかどうか悩んで結局やめたその日の夜、私が散歩をしていると、「運命の出会い」があったのである。 明かりがあまり届かない通りに面した家の壁のところに何やら黒っぽい塊を発見したのである。最初はゴミかと思ったが、これまで培ってきた勘がその塊に反応した。近づいてみると、ゴミではなく「カエル」だった。 とりあえずビニール袋をかぶせて捕獲し、家で確認してみると「ヒキガエル」であった。日本を離れる際に二

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『ファートンいきもの記』【39】 (2022年4月4日)

今日の「いきもの」は≪Bustopher Jones(バストファー・ジョーンズ)≫である。 ミュージカル『CATS』の中で、奴は他のネコとは別格の存在である。上流階級の住む街で生活しているため、美食家であり教養もあるという設定になっている。バンコクでであった奴も同様に美食家と思われる。ワット・バーン・ペン・タイの寺院内にある水上レストランの周辺が奴の住処らしい。レストランのスタッフが調理や接客や片付けで忙しい中、ちょっと偉そうな雰囲気でゆったりとレストランにやってきた。そして

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『ファートンいきもの記』【38】 (2022年4月2日)

(この前、紹介だけで終わっていたので更新版である) 今日の「いきもの」は≪flag-frog-flag≫である。 奴(通称、ガマ美)をリリースしてから2週間が経つ。バンコクに来てから、道端を見ていると、車に踏みつけられて息絶えてしまったカエルを結構見かけるので、生きているカエルを発見できるのも時間の問題だと思う。ただ、カエルは夜に行動しているときに踏みつけられていると思うので、夜の散歩で遭遇するのが楽しみである。夜になるとかなりケロケロ・ゲロゲロを鳴き声が聞こえる。 さて

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