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子育ての不安 こんな子供だったらご用心? マラソン大会編

母親というのは子供が幾つになっても
心配するものだ。

そして幸せになってほしいとも願っているはず。

恥ずかしながら私は37歳にして
会社を解雇され現在、ある会社の試用期間中だ。

その会社もボーナス無しサービス残業ありで
とても母親を安心させるには程遠い状況…

思い返してみれば小学生の頃から
そうなる予兆はあったのかも知れない…

自分の子供が同じような事をしていたら…
今ならまだ間に合う!!

なんとか修正していきましょう!!

私の通っていた小学校では毎年冬になると
マラソン大会があった。

私が小学6年生の時の最後のマラソン大会。

ゴールテープ(ゴールにある白いテープ)
を体験してみたい!

という願望がメキメキと湧いてきた。

あのゴールテープで祝福された経験のある
人って少ないと思うんですよね。

なぜなら短距離でも長距離でも
1位の人しか体験できないから。

私の小学校は当時4クラス。
1クラス約38人くらいだったので
152人ぐらい。

男女別のマラソン大会だったので約76人。
その中で1位になるには練習するしかないよね。

私は走った。
毎日、毎日、走り続けた。

私の学年は毎年、1位と2位の子は固定されていて
クラスメイトだった2位の子も

「たけし、めちゃくちゃ走ってるから絶対、早くなってる」

と言うほど走った。

ちょっといい話っぽいけど
私が親なら、こう聞くね。

「お〜、たけし、君はマラソン大会で何キロ走るのか、君が何分で走れるのか、君が現状で何位くらいなのか知っているのかい?」って。

全部、知らなかった!

自分でも、ちょっと信じられない。

世の中の小6って、こんなにバカなのか?

私だけだったのか?

なんて効率の悪い努力!!

普通、本番が何キロだから
同じ距離を走ってみたり
順位が遅いならタイムを測って
タイムを上げていったりするだろ?

ゼロ!
そんな対応ゼロ!!

ただ学年で誰よりも走っていただけ!
(走った距離を塗っていくプリントがあった)

そしてマラソン大会当日…

1位になれるかどうか緊張したね。

そして1番前のスタート地点に陣取った。

スタートのピストル!

全員が一斉に駆け出す!

コケたね。

スタート直後の混雑で周りの人と足が絡まって。

下手に先頭に陣取ったせいで踏まれまくって
息できなかったね。

先生達が助けに来たけど
本能で振り払って走り出す。

後ろを振り返ったら先頭集団に
周回遅れにされる寸前。

当時の私は溢れてくる涙を抑える事が
出来なかった。

なんで諦めた!!

そのまま完走したけど
そんなメンタルじゃ挽回できる
ハズもなく大した結果ではなかった。
(何人か抜かした記憶はあるからビリではないと思う)

それ以来、ゴールテープを潜った事は無い。

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