「Win-Win」を最重要視する

こんにちは!音楽クリエイターの岡本です。

今回自分が仕事をする際、重要視している「Win-Win」について書こうと思います。

Win-Win=取引が行われる際に交渉をしている双方が利益を得られるようになるという形態。
お互い「勝つ」ということですね。
取引先とのやり取り以外にも部下の教育、もっといえば家族や友人とのやり取りにも重要です。

お互い勝つ事により相乗効果で仕事がより価値のある仕事になる=利益や単価を上げる事ができます。
このベストな状態を皆望んでいるのに中々難しい課題でもあります。

ちなみに「Win-Win」以外にこんなパターンがあります。

・Win-Lose=相手が勝つ-自分が負ける
・Lose-Win=相手が負ける-自分が勝つ
・Lose-Lose=お互い負ける

[Win-Lose]
自分がミュージシャンを目指し大阪から上京したときに一番陥った状態です。
駆け出しの頃はとにかく仕事に繋がりそうな事に食らいつきます。

例えば某大手レコード会社の元プロデューサー(ほんまに怪しい..)と名乗る人と知り合い楽曲制作を依頼される。
頑張って何日もかけて注文に応えながら曲完成→雑に扱われギャラも貰えない。
これは相手の要望は満たされたが自分は何も得られなかったという事になります。
※めちゃくちゃ悔しい思いをしますが得られることとして楽曲制作の体力は付きます。

[Lose-Win]
こちらはあまり経験がないのですがいわゆるギブ&テイクのテイカーと呼ばれる人達がこの傾向にあるかもしれません。
ちょっと悪い言い方かもしれませんが目的の為に相手をコントロールし自分が勝つ。
「目的の為なら手段を選ばない」という考え方もありますがこれだと案件ごとに信用貯信(信用度を貯める)が出来ず自分の付加価値が上がらない可能性があります。

[Lose-Lose]
ニーズも何もなくそもそもやる必要のない事です。
まー、友達とお酒を飲みすぎて何を話したか覚えていないのもこの分野に入るかもしれません(笑)
たまにやってしまう。。

となると仕事をいていく中で利益や付加価値を上げていくには「Win-Win」一択になります。
相手を「勝たせる」事に全力を注ぎ自分の取り分もしっかり確保する。
こうする事で相手は更に仕事が拡大し自分も仕事を継続しながら成長出来ます。

最近ご協力させてもらっている動画クリエイターでYouTubeチャンネル「DAIGEN TV」を運営しているDAIGENさんのMV制作に関する依頼がありました。
https://www.youtube.com/channel/UCYMk7O2LXe0elRf1s0W1wXw

もちろんこの案件にも「Win-Win」を最重要としています。
今回MVで使用する楽曲制作とMVに出演するバンドメンバーのキャスティングが依頼でした。
対クライアントという関係を超えてお互い「Win-Win」になる為のゴールは何なのか?

MVを沢山の人達に認知してもらうことです。
=自分達の認知にも繋がり相乗効果でお互いが「Win-Win」になります。

チームメンバーのディレクターがWebマーケティングに特化しているのでチーム一丸となりゴールを共有しました。
コロナの影響もありほぼリモートで進み撮影日に初顔合わせがほとんどでしたがゴールを共有しながら進めてきたので長丁場の現場も終始和気藹々です。

クリエイティブを提供して「はい終わり」を繰り返していたら知名度や影響力のあるクリエイターに代替えされ一瞬で負けます。
自分の付加価値は何なのか。
ここを磨けば磨くほど自分の価値が生まれます。

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