通過展主催者から皆さんへ。
2021.09.23〜28に通過展は札幌のアートスペース201さま、A室にて行われました。
まずご来場頂いた皆さまに心からの感謝をさせてください。
そして参加者は7人、私の知り合いのみで集まってもらいました。
ともに展示をやったことがある者、普段からいろいろな展示に参加している者、展示自体が始めてな者、遠方から参加してくれた者。
コロナのこともあり通過展は一度延期になりました。
それでも人それぞれ、さまざまな環境、事情があり不安になりつつも私についてきてくれた皆には感謝しかないです。
準備期間はとにかく楽しくて、いろいろなことを考えさせられました。もちろんたくさん不安と心配になったときもあるけど、開催してみればそんなことはどうでもいい、ただ皆の絵が飾られてる事実が私にとってはいちばん大事なことなんです。
通過展はもちろん通過点にかけられた展示会名です。皆それぞれの想いが作品に込められてるはずですが、私の通過点のみ書かせていただこうかなと思います。
専門学校ではさまざまなことを学び、技術を吸収し、自分の世界観が確率していきました。
卒業後、就職して働きながら展示会に参加したりして絵を書き続けました。いろいろな悩みや苦しみなどを作品にぶつけ続けました。
退職した今は療養しなければいけない、だからこそいちばん作品づくりに向き合うべき時間が訪れたんだなと考えています。もっと絵を見てもらいたい、そして絵を実際に手にしてほしい。じゃあそのきっかけを作らなければいけない。
そう思って今回の展示会を企画しました。最初は自分の作品づくりで精一杯でしたがだんだんと会期が近づくと参加者の皆の作品がどんどん楽しみになっていって、ここが皆の通過点になって自分にとっての作品づくりがどういうものなのか考えるきっかけになってくれればと思い通過展という名前になったわけです。
少なくとも私はこの通過点が無駄にはならなかったと思います。やっぱり展示は楽しいし、在廊して皆さんの感想を見ることも楽しい。何より準備期間に作品を作っている時間が何より楽しかった。皆の作品を間近で見ることができて嬉しかった。
早速次を見据えてくれている者もいて、本当にうれしく思ってます。次はもっとたくさんの人に絵を見てもらえるように、今回の経験と反省を活かせるよう、そして未来への通過点になり得るような作品づくりを願って。
2022.02.10〜15 通過展#2 アートスペース201さま A室
今度は来年、また同じ場所で、今回の展示はただの通過点だったと言えるように作品づくりに励んでいきます。
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