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ホンダで学んだ白の重要さ クシタニ エアーGPSグローブ

バイクに乗り始めて最低限必要になったものが2つある。1つはヘルメット。もう一つはグローブだ。もちろんプロテクター等もあるが、この辺りは教習所でレンタルできるので一旦割愛する。

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選んだのは、クシタニのエアーGPSグローブ(Sサイズ)

白いグローブは汚れるのでは?と思うだろうが、逆だ。グローブが汚れるような状態は異常だとすぐ気づける。この考え方は、昔ホンダの寄居工場へ赴いたときに社員の方から教わった考え方だ。

ホンダの工場の社員の方は皆、真っ白な作業着を身につけている。同業他社異業種含めて、あれほど白い作業着は見たことが無い。グレーや黒い作業着が主流である。こういう白い服はせいぜい食品工場くらいだろうか?なぜ工業製品にこんな白い作業着を?汚れませんか?と聞いたら、社員さんは下記の通り答えてくださった。

「このほうが工場やお客様にお届けする製品に汚れがあったらすぐ気がつけるでしょう?白は自分の服の清潔だと一目でわかる。だから汚れたら、どこかの汚れを拾ってる。すぐ異常に気が付けるから我々は高い品質を保てるんですよ」

さてグローブの話だ。ホワイトが単純にカッコ良かったのもある。またクシタニのレース向けグローブをベースに作られており、甲部プロテクターが頼もしい。繊細な操作もしやすいよう、部位により最適な柔らかさの革を使い分けている。縫製を見ていると、そこらの手袋よりずっと部品点数も多く、よく縫製の手間と技術をかけた逸品である。

手に残る感触がよくなる、というのはバイクに乗るのがさらに楽しくなる。もし気になる方はクシタニのお店で試着だけでも試してみてほしい。


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