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KUSHITANI 3つの胸部プロテクターの選び方

運転を生業とするならば、安全が最優先である。

外野に何を言われようと、安全を優先するべきなのだ。シートベルトはつけるべきだし、バイクならばプロテクターを装着するのは当然だ。それに関して意見が相違するならば、おそらく道が異なる人なのだ。きっと。

さておき、プロテクターと言うと肘や膝を思い浮かべるが、実は死亡事故件数2位は胸部損傷によるものだ(警視庁事故データより。1位は頭部)。転倒時にミラーアーム等で強打することが多いらしい。そんなわけで胸部プロテクターも確保することにした。KUSHITANIのレーシングスペックだ。

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メッシュジャケットに付けたの図。胸部内側にマジックテープがついてあり、くっ付けられる構造。このメッシュジャケットもメルカリでお安く買いました笑。

ちなみにKUSHITANIには胸部プロテクターが3種類ラインナップされている。

余談

近年のプロテクターにはCE規格という欧州統一の安全基準があり、これを満たしていないものはEU圏内では流通・販売できない仕組みがある。この企画は2段階あり、レベル1は柔らかいパッド、レベル2は硬めのより安全なパットだ。

話をクシタニに戻そう。クシタニ製プロテクターで唯一、私のタイプは肋骨までカバーできるのが最大の特徴。転倒時に自らの肘で肋骨を割ることから守ってくれる。但し、その身体にフィットさせる柔軟性を持たせるために、プロテクター素材が欧州規格外のものになっている。

一方、近年リリースされたものは欧州規格に準じた素材を利用している。但し、その硬さから素材特性状曲げられないため、胸部のみにサイズ縮小され、肋骨はカバーしない形状となっている。

どちらが良いかは人それぞれだと思うが、私はカバー範囲が広い初代を利用している。結局カバーされているかどうかが重要で、強度は二の次と思ったためだ。もちろん軽さや通気性があることで、そもそも運転がしやすいというメリットもあるので、ここは考え方の違いだと思う。(僕はクルマの運転は相当自信あるが、バイクは無い。コケるリスクを優先した。)


頂いたご厚意は、今後の撮影・取材に活用させて頂きます。 どうぞよろしくお願いいたします。