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キレイになる魔法の雑貨屋さん

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エッセイ、ショートストーリー、 幸せに役立ちそうな雑貨屋さんのようなコンテンツ
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#今を生きる

隣の客はよく梨食うモモか 

誰しも遭遇する事になる、 たまたま座ったカフェの隣のテーブル。 そこで見かける風景、 交わされている会話は、 どこか 「隣の客は、よく柿食う、客だ」 的だ。 あるいは、 打ち上げ花火が、 空中に消えてゆく様にも似ている。 メンバー同士の予備知識や前提が、 微妙に一致しないカオスなテーブル上の宇宙。 でも、どこか面白い。 何故?   「 ズ レ 」 ズレは、悪いことばかりでもない。 もし、同じ音が、ただ鳴り続ければ、 音の壁の様なもの、音楽にならない。 というか

向こう側へ 船を出す

今日、明日、あさって、 その先、その先のまた先……。 どこまでが、 私たちの「リアル」? どこからが、 私たちの「リアルの向こう側」? 「未来」へは、 どすれば行けるのだろう? いい加減な毎日よりも、 ひとつ、ひとつ、丁寧な毎日は良い。 そうだけど、 まあ、そうなんだけれど……、 気がつくと、 感じ過ぎたり、 こだわり過ぎたり、 日々の中で、迷走したり、 森の中で、瞑想したり、 家の中で、メソメソしちゃったり、 未来への、想像力を、 目の前への、感情力が押しやる