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まず、やってみる

前に「すぐやる」をエントリーしましたが、「まず、やってみる」は、文字や雰囲気は似ていますが内容は大きく異なります。

「すぐやる」は、仕事が発生したら、すぐに取り掛かり、終わらせる、という内容でした。やらないといけない仕事が対象です。

「まず、やってみる」は、やらないといけない仕事というよりも、やりたい仕事、または、やらないといけないけど、よくわからないので後回しにしてしまう仕事、つまり不確実性が高い仕事が対象です。

不確実性が高い仕事を「まず、やってみる」ことが、自分の能力を増大させると考えています。

そもそも「やってみる」とは、何か?

仕事とは、主にこのような取組みをしています。

1)目的を考える
2)問いを考える
3)仮説を考える
4)実行する
5)うまくいく / うまくいかない(検証する)

5)でうまくいけば、その仕事は終わりですし、うまくいかなければ、3)に戻り、検証された事実を踏まえて、新しい仮説を考える・・・となり、3)~5)を繰り返して、成功にたどり着くまで続けます。

「やってみる」と「やらない」の違い

上記の通り、「やってみる」と、新しい何かを考え、新しい何かの情報を入手することができます。しかし、「やらない」と、得られる新しい情報はゼロです。

「やってみる」と「やってみない」の分岐により、自分が持つ情報が変わります。その情報は不確実性のある仕事に取組んだ結果であるが故に、何かの成功につながる情報だったり、新しい何かを考えるきっかけだったりすることが多々ありますが、それを得られるか・得られないかが変わるのです。

だから「まず、やってみる」ことが極めて大事だと思うのです。

やってみることのリスクは何か?

リスクを考えてみて、やらないを選択することは有りです。しかし、リスクは、基本的に、自分の時間や評判くらいしかありません。どちらも失う可能性はありますが、大きく失う可能性は低いと思います。

「まず、やってみる」とは、小さいことについて、クイックに取組むことが大半なので、リスクは小さいことが多い。仮に、大きなことに対して取り組む場合は、大きなことを小さく分解して取り組めば、リスクは低減できます(所謂スモールスタート)。

リスクは特別大きくないので、「まず、やってみる」が可能だと思います。

おわりに

人間なので、油断すると「やらない」に流れてしまいます。だから、私の場合は、やりたいと思いついたことは、ToDoにメモる。そして、「まず、やってみる」ことにしています。(ToDoの話はこちらがご参考)

ということで、小さなことで全然良いので、自分にとっての新しい何かについて、どんどん、まずやってみましょう!どんどん、新しい自分になっていくと思います!

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