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センス(上界)と努力(下界)の話

昨晩もまたお一人10代の撮影が決まりました。ここ最近いろんな方からモデルさんをご紹介いただきます。ご紹介いただいてからは本人のお母さんと連絡を取り合うことになります。日程が決まってしまって、アプリのカレンダーに撮影の予定を入れると、誰のご紹介だったか忘れてしまいます。撮影の前日などにお母さんとのLINEの履歴を辿って、「ああそうだ、この人は誰々さんのご紹介だった」となります。何を言いたいかと言うと、それくらいいろなん方がモデルを紹介してくれているということです。

今月もあと数件撮影が決まっているのですが、そろそろ展示方法とプリントについて考え始めようと思っています。10月に入ったら撮影よりも展示に関することに時間と頭を使うことになりそうです。撮影ご希望の方は10月の半ばまでに撮れたら嬉しいですね。興味のある方はご連絡ください。

【秋の個展情報】
展覧会名:約束
会場:NADAR (ナダール)
会期:11/24(水)〜12/5(日)
open 12:00 - close 19:00
※最終日は16:00まで
※月、火曜休廊

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「僕は/私はセンスがないから」という言葉を会話の中で何度も聞いたことがあるのですが、その度にとても違和感を覚えます。一言で言うと、センスという言葉に逃げているように映ります。大抵のことはきちんと基礎を学んで、プロの仕事を研究して、実践すればある程度形になると思っています。この段階でセンスは不要です。

これはかなり個人的な考え方になってしまうのですが、センス云々を語るのは、人の5倍10倍の努力をした人が考える領域だと思っています。努力だけである程度はなんとかなるし、仕事に結びつけることも出来ると思っています。つまりセンスとは上界の話で、そのジャンルのトップランナーの人たちが論ずる領域だということです。

下界は努力の領域です。ピラミッドを想像してください。そのピラミッドの高さの半分のラインより下は下界(努力の領域)です。たくさんの人がいますね。ラインより上の上界は、上に行けば行くほど人が少なくなりますね。ピラミッドの頂点付近、全体の1%ほどがトップ中のトップです。この領域は天界といってもいいでしょう。

センス云々は努力次第の下界の上に成り立っています。下界の中の人間がセンスのことを話すのはナンセンスです。そんな時間があれば誰よりも努力して、人の5倍10倍頑張るべきです。やることをやって、中央線まで辿り着き、いざ上界に突入したところ、トップランナーたちのセンスの壁にぶち当たって、「俺にはセンスがない」と言ってしまうのは仕方がないでしょう。上には必ず上がいますから。

努力もせずにセンスという言葉に逃げるなと自分にも言い聞かせています。今、毎朝コツコツと勉強をしていることがあります。まだまだ実力は下界の最底辺です。センスのことなど一切考えず、毎日コツコツ勉強しています。これが仕事になるまではまだ時間がかかりそうですが、努力次第で仕事になるということを自分で証明してみせます。

ひとの5倍10倍努力しているか、自分に問いかけよう。

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サポートしてもらえるなんて、こんな嬉しいことはない。