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パターン・ディスラプティヴ/ザ・ディッキー・ベッツ・バンド (‘88)
Pattern Disruptive / The Dickey Betts Band (‘88)
オールマンズのディッキー・ベッツのアルバムは、ソロ作品のハイウェイ・コールやグレート・サザーン時代に名盤を残しているが、今回はあえて’88年のアルバムを聴こうと思う。
冒頭1曲目からシャッフルのブギーで結構カッコいい。’80年代後半ということもあり、ドラムのリバーブがあまり好みではないが、その後のオールマンズ再活動につながる雰囲気は十分感じる。
一番のお気に入りは”Duane’s Tune”、かつてのオールマンズが持っていた空気をうまく表現している。もちろんスライドギターも絶品。
あえてこのアルバムを選んだ理由は、’91年にオールマンズがセブン・ターンズで復活する際のメンバー、ウォーレン・ヘインズ、ジョニー・ニール、さらにガヴァメント・ミュールのドラマーとなるマット・アブツがこのディッキー・ベッツ・バンドに参加しているからである。
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‘80年代後半〜’90年代といえば、ZZトップのエリミネーター3部作〜エリミネーター、アフターバーナー、リサイクラー〜の時期でもあり、耳ざわりは近いものがあると感じる。
個人的にはダン・トーラーらとのグレート・サザーンがカッコいいが、あらためて聴くと良いアルバムである。見つけたら買っとくかの一枚。
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