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ブラック・オーク・アーカンソー/ブラック・オーク・アーカンソー (‘71)

Black Oak Arkansas / Black Oak Arkansas (‘71)
アーカンソー州ブラック・オーク出身のバンド。出身地がそのままバンド名という、どこまで本気かわからないバンドだが、活動期間は結構長く、前身のノーバディ・エルスのデビューが’69年、’99年くらいまで新譜CDがリリースされていた。

このアルバムはブラック・オーク・アーカンソーとしてのファーストアルバムで、かなり田舎風味を感じる内容である。ボーカルのジム・ダンディの声と歌い方の特徴があり、賛否両論ではあるが、この「いなたい」感じもまたサザンロックの一断面かと思う。

アトコからMCAへ移り、その後’77年にキャプリコーン・レコードからのリリースとなる。キャプリコーン・レコード期には、ボーカルのジム・ダンディは脱退しており、バンド名はブラック・オークになっている。

裏ジャケット
USオリジナル盤
アトコUS盤

アルバムを重ねるごとにハードロックっぽくなってきた部分もあるが、それもまた良いと思う。個人的にはこのアルバムのドラムの音が結構好みである。小気味よく素朴な音で、ベースのトーンとも良く合っていると感じる。

見つけたら買うのが吉の一枚。

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