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ザット・ロッキン・ギャル/ジャニス・マーティン (‘79)
That Rockin’ Gal / Janis Martin (‘79)
‘40年にヴァージニア州サザーリンで音楽家の家系に生まれ、幼少期より音楽活動をスタートさせる。カントリーからスタートし、エルヴィス・プレスリーと同じRCAビクター・レコードから’56年頃に「女性版エルヴィス」としてプロモートされるが、大きなヒットには恵まれなかった。’60年までRCA、パレット・レコードで録音した音源が、その後コンプリート・レコーディングとして日の目を見ることになる。
サウンドは軽快なロカビリーサウンドである。スラッピングベースがバチバチ入っているような曲はないものの、サン・レコード以降〜RCA初期のエルヴィス・プレスリーに近いような手触りを感じる。また曲のタイトルも10代の女性といったイメージに仕上がっている。
以前紹介したアーセル・ヒッキー同様、コンピレーション盤のリリースは’80年代に入ってからであり、’56年〜’60年にはフルアルバムはリリースされていなかった。
今ではかなりのコンピレーション盤がリリースされており、サブスクでも聴くことができるが、ほとんどの収録曲は同じである。
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女性ロカビリアンでは、ワンダ・ジャクソンや初期のブレンダ・リーが有名だが、ジャニス・マーティンもマニアには高評価である。その他ではコリンズ・キッズ〜姉のローリーと弟のラリーの姉弟コンビもかなり強烈である。こちらはまたの機会に。
B面1曲目の「マイ・ボーイ・エルヴィス」をどうぞ。
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