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ウェット・ウィリー/ウェット・ウィリー (’71)

Wet Willie / Wet Willie (’71)
子供の頃から音楽が好きで、今までにハマったジャンルも、ロカビリー系(ピュア、ネオ、サイコ)をはじめ、フュージョン、ブルースロック(特にサザンロック)、ウェストコースト、その他たくさんある。

そのサザンロックの中でもオールマンズやレーナード以外のアーティストに美味しいのが結構いる。画像はオールマンズの所属していた、キャプリコーン・レコードのアーティスト、ウェット・ウィリーのファーストアルバム。

彼らは白人(バックに黒人の女性コーラスが参加)のバンドだが、サウンド的にはかなりブラックミュージックを意識していた。個人的にはバックに女性コーラスを配した’74年頃のサウンドが好き。ヒット曲”Keep on Smilin’”が収録された同名アルバムもいいが、”Keep on Smilin’”以外の曲が秀逸。バックの女性コーラス〜ウィリエッツをメインボーカルにした”Soul Sister”は彼らのブラックミュージックへの傾倒が存分に感じられる。

ちなみにボーカルのジミー・ホールがステージで「アイク&ティナ・ターナーにはアイケッツ、レイ・チャールズにはレイレッツ、そして俺たちウェット・ウィリーにはウィリエッツだ!」と紹介する映像がある。その紹介の後はリトル・ミルトンの”Grits Ain’t Groceries”の演奏につながる。

記念すべきデビューアルバム
見開きジャケット
初期キャプリコーンの「マーブル」レーベル

女性コーラスのウィリエッツには、イギリスの女性シンガーであるエルキー・ブルックスや、レーナード・スキナードのコーラスも務めたレスリー・ホーキンスも在籍していた。

個人的にはオールマンズより、ウェット・ウィリーの方が好きかもしれない。

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