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New York City, N.Y. / クールス・ロカビリー・クラブ (‘78)

高校生の頃、大好きだったバンドがクールス。最初は舘ひろし在籍時(キングレコード)から聴き出したのだが、サウンドがどうしてもチープに思えてしまった。15才でフュージョンやブルースを聴いていたので、しかたのないことだと思う。お気に入りはトリオレコード移籍後、クールス・ロカビリー・クラブになってからのアルバムで、ホントによく聴いた。

そんなクールス・ロカビリー・クラブもアルバムを重ねるごとに、サウンドも多彩になっていき、5作目になるこのアルバムでは、山下達郎がサウンド・クリエーターとして名を連ねている。そんな状況もあってか、AORやオールディーズに通じる雰囲気を感じる。

憧憬の地でのレコーディング
裏ジャケット
8ページのブックレット

高校生時代のお気に入りは、ドゥー・ワップ風の「恋するオールド・レディ」とバラード「追憶」、「One Night Love」だった。

私がライダースにジーンズ、ブーツというスタイルでいるのは、高校生時代に彼らから受けた影響である。

実はこのアルバムに収録されなかった「センチメンタル・ニューヨーク」は後年になってAORの名曲として脚光を浴びることになる。

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