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ロス・オンブロス・マロ/ジ・アウトロウズ (‘82)

Los Hombres Malo / The Outlaws (‘82)
‘75年にデビューしたアウトロウズの8作目、アリスタ・レコードでの最後の作品。トリプルギターやツインドラムといった編成の時期もあったが、この時期では4人編成になってしまった。

タイトルはレーナード・スキナードの故ロニー・ヴァン・ザントに「アウトロウズ」の名前をもらう以前に活動していた時のバンド名で、ロス・オンブロス・マロの英語訳がアウトロウズである。

個人的には脱退したメンバーと、新規メンバーの持ち味がギャップがそのままサウンドになってしまったのではと考える。ファーストアルバムから全作品を探して集めてきて、このアルバムでコンプリートとなったが、一番聴く頻度の少ないアルバムになってしまった。

ヒューイ・トーマソンだけになった感
モチーフは当初から同じ

途中から加入したギターのフレディ・セーラムが弾きまくりだが、なんか「醤油辛くてダシの出ていないうどん」みたいな感じ。

ハードロックのAORといった風情の一枚。悲しいけど、これもアウトロウズの一時代だった。しかし、エピック移籍の次作では、ヘンリー・ポールが参加することになる。

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