映画：ペリカン文書 (‘93)

The Pelican Brief (‘93)
この作品もアメリカ南部のルイジアナ州を舞台にした法廷サスペンスである。法学生ダービーをジュリア・ロバーツ、記者グレイをデンゼル・ワシントンが演じている。原作はジョン・グリシャム、以前、記事にさせていただいた、映画：ニューオーリンズ・トライアルと同じ作者である。

今回もネタバレにならないように、DVDの解説を引用させていただく。

一夜にして二人の最高裁判事が暗殺された。世間を騒がせたこの事件に、自分なりの仮説を立てて論文にまとめる法学生ダービー。事件の核心を突いたこの文書はやがて「ペリカン文書」と名を変え、瞬く間にホワイトハウスを震撼させる大きな爆弾となっていった。そして、自分自身が何者かに狙われていることを確信した彼女は、敏腕記者クレイにすべてを賭ける決心をしたのだった。

ちなみにペリカンはルイジアナ州の州鳥で、本編でも湿地帯を飛んでいくペリカンのシーンが登場する。

ワーナー版

裏ジャケット

初期ワーナー版の幅広ケースと両面仕様DVD

私の所有しているDVDは初期のワーナー版で、幅広トールケースと両面仕様のDVDとなっている。

スワンプを舞台に繰り広げられる、法廷サスペンスは非常にスリリングである。本編は2時間以上の長編であるが、見応えは十分である。週末に時間を作って、一気に観るのがオススメである。