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ドッグ・デイズ/アトランタ・リズム・セクション (‘75)

Dog Days / Atlanta Rhythm Section (‘75)
ジョージア州ドラヴィル出身のバンド、’60年代からスタジオミュージシャンをしていたという経緯から、演奏の安定感からプロデューサー的な視点など、他とは若干違ったバンドだった。このアルバムは通算4作目にあたり、先にMCAで2作、ポリドール移籍後の2作目となる。

初期の2枚は結構ロックな感じを受けるが、アルバムを重ねるごとにAOR色が濃くなり、これについては賛否両論があるところだが、プロデューサー的な視点という見方をすれば、時代の流れを敏感に察知していたということになる。

裏ジャケット
$2.00くらいで購入

‘91年に来日した時に見にいったが、演奏時間が長かったのが印象的だった。わりとゆるい雰囲気で演奏していたと記憶している。

AOR色は強いが、曲のクオリティは非常に高く、演奏も素晴らしい。機会があれば、’80年代初期までのアルバムは購入するのが吉。

ルックスとサウンドのギャップ
裏インナースリーブ

しかしながら、サウンドとルックスのギャップが大きすぎるのも問題かと思う。逆に考えれば、サウンドの素晴らしさが圧倒的ということか。
ちなみにベースのポール・ゴダードはメイプルグローのリッケンバッカー4001を使用していた。

見つけたら購入すべき一枚。

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