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ホット・ナンバー/ザ・ファビュラス・サンダーバーズ (‘87)

Hot Number / The Fabulous Thunderbirds (‘87)
個人的にこの手のバンド〜黒人ではないがブルース、ソウル風味を持っている〜が大好きで、ウェット・ウィリーなどと同じようなフィーリングが窺える。MTVで”Tuff Enouff”などがオンエアされていたのを観ていた記憶がある。

ボーカル&ハープのキム・ウィルソンとギターのジミー・ヴォーンが’74年に結成した。ちなみにジミー・ヴォーンはスティーヴィー・レイ・ヴォーンの実兄であり、かつてスティーヴィー・レイ・ヴォーンは音楽誌のインタビューで、「尊敬するギタリストは?」という質問に「兄貴だ」と答えているのを読んだ。続けてファビュラス・サンダーバーズのことなどを話しており、私自身がこのバンドに興味を持つきっかけになった。

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カッコいいオヤジロック

20代の頃にバンドのメンバーが「この曲を演ろう」と持ってきたのが、ファビュラス・サンダーバーズの”Wrap it Up”だった。サム&デイヴの曲だが、しっかりツボは押さえられており、タイトで重心の低いリズム、弾きすぎないギターなどがカッコよかった。

ファビュラス・サンダーバーズ以外にも、ZZトップ、ダブル・トラブル、アーク・エンジェルスのボトムは大好きである。ダブル・トラブルとアーク・エンジェルスのリズム隊は同じメンバーだが…。しかも全てテキサスのバンドである。

ジミー・ヴォーン脱退後のギタリスト、ドイル・ブラムホールIIは、のちにエリック・クラプトンのツアーメンバーとしてデレク・トラックスと共に演奏していた。

見つけたら即買いな一枚。

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