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アラバマの凄い奴/エディ・ヒントン (‘78)
Very Extremely Dangerous / Eddie Hinton (‘78)
こちらもキャプリコーン・レコードからの一枚。エディ•ヒントンのファーストアルバムで、邦題は「アラバマの凄い奴」。ジャケットやサウンドからは、黒人アーティストと思われがちだが、ウェット・ウィリー同様、白人のアーティストである。
しかしながら、アラバマ州マッスル・ショールズでギタリストとしてスタジオミュージシャンをし、アレサ・フランクリンをはじめとする黒人アーティストのバックを務めた経緯もあり、そのフィーリングは「白いオーティス(レディング)」と評され、まさに「アラバマの凄い奴」だった。
レコーディングにはロジャー・ホーキンスやデヴィッド・フッド等のマッスル・ショールズ・メンバーがバックアップし、エディはギターのみならず強烈なボーカルも披露している。オーティスの”Shout Bamalama”も熱演。
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キャプリコーン・レコードのある意味「商業的」なサザンロックと、その基盤となったマッスル・ショールズ・サウンドのつながりを理解する上でも重要な一枚かと思う。’78年というキャプリコーン・レコードの斜陽時代にリリースされた、そのルーツを見ることのできる一枚。超オススメ。
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