女性セールスの素晴らしさ。もっと活躍の場が、増えるといいな。

最近、マンションのモデルルームに、よく足を運んでいる。

すると、2か所連続で女性のセールスの方に出会った。これが、非常に良かったのだ。男性セールスも悪くはないが、なぜか商談の時間が心地いいのだ。

住まいのことは、本来、家にいない男性より、女性の方が詳しいに決まっている。多くの場合、特に水まわりのことや収納のことは、奥さん任せだ。だから、こちらの質問にも的確で、しかも実体験に基づいているから説得力がある。

何より、私が出会った2人とも、押しつけがましくなく、自信をもって商品を勧める一方で、こちらの価値観に合うかどうかを柔らかく、しっかりと確認してくる。

ともすると男性だと、鋭さが勝り、顧客がリラックスできないケースもあるかもしれない。

私は思った。これから私が訪問するマンション営業担当者は、すべて女性にしていただきたい、と。

実は、私自身、生保の代理店セールス部門が長かったため、女性の生保セールスの方とは数多くの知り合いがいた。

当時は、日本の生命保険会社がセールスレディを45万人も抱えて、GNP(義理、人情、プレゼント)で販売していた時代だったからこそ、男性の生保セールスが新鮮で、今までにはないアプローチで伸びていった時代だった。

私自身も、金融セールスは論理的な男性の方がいいと、心底思っていた。

このような中にも、女性特有のしなやかさだけではなく、論理性も併せ持つ、素晴らしい女性セールスの方もいらっしゃり、お客さまからは非常に好評を得ていた。

最近では、生保の来店ショップや投資運用のIFAにおいても、女性を指名するお客さまが多いと聞く。特に女性の視点からのアドバイス、さらには、お客さまの妻の立場から、女性セールスの方が質問しやすくていい、という評判も耳にする。

そういえば、最近、私のIFA人材紹介ビジネスにおいても、一つのリクエストが来ていた。もしできうるならば、「30代後半から40代の女性で、子育てが一段落した方。いろんな経験をされていた方で、実体験を交えてお話しできるような方」このような方が、お客さまに受けがいいので、ぜひご紹介くださいと!

男性が、とか、女性が、というのは、時代に合わないかもしれないが、やはり、個人的には、女性が、さらに活躍する時代になってきた予感がする。


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