佐藤可士和さんからの学び。文庫を読んで、改めて!
「佐藤可士和の打ち合わせ」という本に出会った。非常にいい出会いであった。改めて、私の考え方の整理ができた。
実は私は佐藤さんとは同年代で、新卒最初の仕事はコピーライターであった。もしかすると、東京駅前にあるビルの細長い廊下(※昔を知っている人はわかる話)で、すれ違っていたかもしれない。
結論として、打ち合わせという一大イベントにおいての事前準備、心持ちがいかに必要か。いや、すべてのイベント、仕事、作業、、においての心構え、事前準備、ゴールセッティングが必要か?
仕事は自分一人でやるものではないため、相手に対する気配りと、相手にも真剣勝負を求めるという、自分への戒めが、いかに大切か。
ということが凝縮した、いわゆる『作法』の本である。
佐藤さんの本にも書かれていたが、私も、絶対に遅刻はしない。基本的には、20分前には、訪問先の会社に到着するようにしている。
遅刻して謝罪してからの打ち合わせはもってのほかであり、相手とのスタンスですでに負けている。汗だらけの汗をふきふきというのも、一生懸命さはわかるが、体温の上昇とシャツの気持ち悪さで、これもスタートから負けている。
最近では、企業の受付も複雑化しており、受付で名前を言って、来客カードを書いて、バーコードをもらって、とか、いろんなルールがある。特に初めての企業では、ここで時間がかかったり戸惑わないようにすることが重要である。
以前、二子玉川の楽天本社に行ったときは、社員の出勤と重なり、エレベーターが大渋滞。これには本当に驚いた。いつまでたっても、上に行けない。。最近は、改善されているのでしょうか?
どんな事態に合っても、必ず間に合い、クライアントに余裕の表情で訪問できるように。
そのために、私は、到着したら、トイレに行き、水を飲み、リラックスしてから、相手の名前を全員再確認する。すでにここから、勝負は始まっている。
最後に、打ち合わせの終わりに、必ず気を付けていることがある。これも書かれていたことと同じだが、最後は、話をまとめる、要約する。クロージングする。そして、次回までの宿題確認。これだけは必須!!
これをやらずに終わろうとするMTGが、いかに多いことか?
保険営業においても、この流れの商談ができるかできないかで、売上成績は大きく変わる。たったこれだけをやれるかやれないかだが、本当に事実である。
保険営業のトレーニングのせいだろうか。
子供のころはあれほど嫌いだった宿題なのに、今は、自分から積極的に要求するようになるとは。人間、変われば変わるものである。。
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