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神戸空港拡張で妄想ちっくな予想❸

※専門家ではありません。できたらいいなベースで受け取ってください

神戸市の久元喜造市長は2023年1月12日の定例記者会見で記者の質問に対し以下のように回答したので、勝手に第3弾です(笑)

三宮と神戸空港の間には鉄道輸送ということを、今のポートライナーの存在を前提として、考える必要というのは、これは間違いなくあるということは言えようかと思います。
出展:2023年1月12日 神戸市 久元市長定例会見(下記記事)

第1弾、第2弾は下記をご覧ください

新たな大容量の輸送手段が必要

やはり2030年の国際線と国内線で仮に1日の発着枠が120便になった場合、今のポートライナーを軸にした空港アクセスではとても需要をまかないきれません。新たな大人数を一度で運べる輸送手段が必要です

鉄道以外に選択肢はありません

それを満たすのは事実上鉄道しかありません。
ではどこに新線を引くのかがポイントになります。という訳でここから妄想(予想)です

ここからは更なる妄想(予想)です

と妄想(予想)しましたが、割と神戸市の本気は感じる計画案でした。
あとは、いつまでに実行するか、できるかにかかってきますね。
おそらく神戸市は以下の狙いを考えていると思います

●新神戸へ乗り換えなしでアクセスできるようにしたい
●西あるいは東へ乗り換えなしでアクセスできるようにしたい
●ポートライナーの混雑緩和を図りたい
●ウォーターフロント計画地(新港第2突堤付近)へのアクセス改善を図りたい
●採算が取れる路線にしたい(コストは抑えたい)
●神戸空港島への2系統アクセス(スカイブリッジ閉鎖時でもアクセス可能)

すべての要件を満たす新線は現実的ではない

なぜなら、新神戸との南北の路線と東西の路線をつなげることは莫大な建設コスト、複雑な運航ダイヤ、維持費がかかります。それであれば、ポートライナーを新神戸まで延伸する方が現実的でしょう。神戸市長会見でも言及されています

まず考えないといけないのは三宮と神戸空港ですね。それから、新神戸駅と神戸空港ですね。それから、それ以外のエリアとのアクセスですね。特に3空港懇談会では、神戸空港の国際化を含む利活用に当たっては、神戸以西の需要をしっかりと喚起して取り組んでいくということが指摘されていますから、そういう神戸以西とのアクセスというのも、これも重要なテーマなんですね。そういうことを考えていかなければいけません。
出展:2023年1月12日 神戸市 久元市長定例会見

では何を選択するか

神戸市が主体となって建設する場合は以下要件を満たせばよいと思います

●ポートライナーの混雑緩和を図りたい
●ウォーターフロント計画地(新港第2突堤付近)へのアクセス改善を図りたい
●採算が取れる路線にしたい(コストは抑えたい)
●神戸空港島への2系統アクセス(スカイブリッジ閉鎖時でもアクセス可能)

地下鉄「海外線」の延伸

地下鉄「海岸線」はいわゆる「ミニ地下鉄」です。トンネルが小さく済み、一般的な地下鉄よりもコストを抑えることができます。その分、車両あたりの乗車人数も減りますが、それでもポートライナー8両化よりも輸送効果は見込めます。もちろん海岸線の赤字解消も現実的になるでしょう

これが妄想(予想)図

フラワーロードを南下し、新港第3突堤(フェリー乗り場)付近を経て、南下。
ポートアイランドの西側を経由しさらに南下。空港島西側寄りターミナルへ東進。

ポートアイランド内に退避駅を設けることで速達列車を走らせることが可能です。ちなみにこのルートだとフル規格の地下鉄とし、三宮阪急百貨店の地下付近で90度曲がらせると、阪神電車との直通運転も可能です

新線決定はまだ先

いろいろと妄想できるのですが、都市計画に大きく関わる部分のため、JR西日本や阪急阪神とも意見を交えてからとなるため1年程度時間はかかるのではないでしょうか。とはいえ、それでも遅いと思うのは自分だけでしょうか。

最後に余談(ウルトラC案)

完全妄想の候補案としては、以下新線も考えられますね
(妄想なのでし放題ですがwww)
● JR和田岬線の延伸~神戸空港島乗り入れ(神戸市から廃止要望が出た線ですが)
●関西空港線の延伸(超先取り路線。トランジット客は見込めますが神戸以西への延伸ではないためJR和田岬線延伸と事実上セットですね


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