2020年2月16日 Tリーグ史に残る久喜での激闘 (監督・コーチ・主将編)
どの試合も100%全て満足したわけではない。
監督のオーダー、選手のパフォーマンス、運営。
運営を除く要素について、回を分けて振り返ってみたい。
坂本監督
最終戦、素晴らしいオーダーだった。
「負けて悔いなし」
胸を張ってそう言える。相手が百戦錬磨のジュアンなら負けて本望。
最終戦だけではない。他の試合も監督の作り出すオーダーで幾度となく勝利を手繰り寄せた。平野友樹選手の起用を巡る采配で何点か個人的な疑問を感じた部分は正直あったが、それを差し引いても余りある功績。
「爆援サポーターの心を掴んだオーダー」と断言させていただきたい。
岸川コーチ
T.T彩たまという枠にとらわれない「日本人選手の育成」という重要なミッションに今後積極的に関与。岸川コーチのような頭の良い戦術マスター的な選手の誕生を期待せずにいられない。
泣いてたら「コーチの目標はファイナル進出じゃないだろ!」と喝を入れたい気持ちにもなったが、最終戦セレモニーで監督の長ゼリフにツッコミを入れ、冷静にコメントしていたのはさすが。
あなたが育成した選手が将来、五輪でメダルを取った時にぜひ泣いていただきたい。2009年世界卓球(横浜)の時(※1)みたいに。
1.2009年はメダル獲得の瞬間をテレビで視聴。岸川コーチの幼少期をよく知る女性と一緒に観ていたが、岸川コーチの涙を見て女性も泣いていた。「鬼の目にも涙」とはこの事かと思った。
ジンタクキャプテン
「お疲れ様でした」という言葉以外に彼を表現する言葉が見当たらない。
爆援サポーターの重鎮、〇さんのジンタクさんに対する熱い想いに私はすっかり感染された。
期待の裏腹ということで、恐縮ながらあえて試合内容に対する苦言を呈させていただくと、良い時と悪い時の差が激し過ぎる。
森薗政崇選手との世界選手権代表選考会、(1月26日深谷)吉田雅巳選手との試合。
いずれも先にゲームを連取して、「あと1ゲーム」というところからの逆転負け。取られたゲームのスコアそして内容、いずれも良くない。
そして最終戦(シングルス)の試合内容(3-11、8-11、4-11)
今季最多勝&日本代表になって世界で戦って欲しい選手がこれでは困る。
だけど今季、最終戦までプレーオフ争いを演じる事ができたのは、ジンタクさんのおかげ。大きな感動を私達爆援サポーターに与えてくれたので、その点は本当に感謝をしている。
批判しているのか賞賛しているのか、何だかよくわからない内容になってしまったが、最終戦1番ダブルスはナイスゲーム!!
2番へ良い流れを作ってくれた。
ということで、話はダブルスのスペシャリストを含め、他の選手に後日つづいていく。
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