どん底タクシードライバーが副業の「動画編集」で「月25万」稼いでコロナ禍を乗り切った方法
「今の仕事の給料プラス10万、いや5万あればなぁ・・・・・・」
「ゆくゆくは副業を本業にして今の仕事辞められたらいいなぁ～」
「何が起こるかわからない世の中になってきたから
本業以外の収入源を確保しておきたい」
そんなあなたに、今からお話する私の体験談はきっと役に立つと思います。
私は現在45歳。元々個人事業主でしたが、数年前に事業に失敗し
家族の生活費を捻出するためにタクシードライバーに転職しました。
タクシードライバーは時間の融通が効いて副業をしている人も多く
いつかまた事業を始めようと軽～い気持ちで入社したのですが
仕事に慣れるまで1年くらいの期間を要し
その後タクシーの仕事の傍ら
ブログアフィリエイト、イベント企画、You Tubeチャンネル運営など
個人でできるビジネスにチャレンジしたものの、なかなか成果が出ずに
数年のどん底生活を経験しました。
タクシーの仕事は完全歩合制で、売上が良ければウハウハですが
売上が悪いと地獄です。
売上が悪かった月に会社にお金を借りて
翌月会社に返済するということも数回ありました。
（ほとんどのタクシー会社は売上の前借りができます）
「このままじゃマズい」と思い始めて
その当時流行り始めたクラウドソーシングサイトで
仕事を探して手当り次第にトライしていって出会ったのが
「動画編集のお仕事」です。
売上の変動が激しいタクシーの仕事を限界まで頑張らずに
7～8割に抑えて、その分動画編集の仕事にあてることによって
月の収入がだんだんと安定してきました。
今では入社時の半分くらいの労力でゆるーくタクシードライバーをやりつつ
動画編集で楽しみながら稼ぐ生活を手に入れることができました。
私はタクシードライバーという仕事＋動画編集で
いわゆる「複業生活」を送っていますが
私の体験談を読みながら、ぜひ
「ご自分のお仕事+動画編集」だったらどうなるだろうか？
とシュミレーションしてみてください。
あなたも本業+副業の「複業生活」で
無理なく収入を安定させて、今のお給料プラス数万円月にチャレンジしてみませんか？数年のどん底生活を経て動画編集に出会い
ゆるーくタクシードライバーをやりながら
動画編集で楽しみながら稼ぐ生活を手に入れた方法を包み隠さずお伝えします。
それでは、行ってみましょう！
『動画編集を始めて初月で5万円ゲット！』
私が副業として動画編集を始めたのは2019年の6月からです。
正確に言うと動画編集だけではないので
他と合わせで5万円ですね。
では「動画編集者は飽和している」と言われる中
なぜ私が5万円以上稼ぐことができたのか。
結論から言いますと
・色々なジャンルの動画編集の依頼を請け負った
・You Tubeチャンネル用のシナリオの案件を受けた
・VYONDというアニメーションソフトに出会った
の３つが主な要因です。
まず1つ目
「色々なジャンルの動画編集の依頼を請け負った」ですが
一言で「動画編集」と言っても様々なジャンルがあります。
個人的には大きく分けて
・実写系
・マンガ動画
・アニメ動画
の3つに分かれると思います。
実写系はHIKAKINさんとか顔出ししてるYouTuber動画の
不要な部分をカットしたり、テロップ入れたり
BGMや効果音を入れる動画編集になります。
マンガの動画は「アシタノワダイ」や「フェルミ研究所」
などマンガ素材に動きをつけて動画にする動画編集です。
そしてアニメ動画は「クロネコの部屋」「スカッとLINE」など
アニメーションソフトを使った動画編集です。
「サラタメさん」などのホワイトボードアニメーションも
これに含まれます。
私はこれらの案件をクラウドソーシングで探しまくって
気になった案件に応募しまくりました。
採用されるのは10回応募して1回くらいでしたね。
でも素人同然の駆け出し動画編集マンがいきなり仕事もらえるんですから
クラウドソーシングってすごい！
ちなみに、動画編集ソフトはPremiere PROを使っていましたが
基礎中の基礎の知識しかなかったので、本を一冊買って
わからないところはそれを見ながら
それでもわからなければネットで検索しまくりました。
色々なジャンルの案件を経験することで
・自分に合っているジャンル
・ジャンルごとの相場観
などがわかってきました。
そして2つ目
「You Tubeチャンネル用のシナリオの案件を受けた」について解説します。
なんせ駆け出しの動画編集者ですからそう簡単に仕事がポンポンくるはずがありません。
そこで動画の仕事がないときのリスクヘッジとして、シナリオを書く仕事を探して応募したのです。
You Tubeチャンネルなどの動画制作はざっくり分けると
・企画
・シナリオ
・ナレーションの収録
・動画編集
という4つの工程に分かれます。
動画編集はその一部なんですね。
動画編集同様にシナリオライターの需要は
クラウドソーシング内でもかなりあったので
文章を書くことが好きな私はとりあえず応募してみました。
こちらも10回応募して1回くらいの採用率でしたね。
募集要項に「ドキドキするような面白い話が書ける方」
など、ざっくりとした応募の仕方をしているクライアントさんには
「私はタクシードライバーをやってるので
それ系のネタはたくさん持ってますよ！」
と応募文でアピールしたりしました。
これが功を奏してタクシーネタや
普段お載せしてるホストさんなど水商売系のネタなどを
多く書かせていただきました。
シナリオの仕事は動画編集に比べると単価が安いので
普通に考えれば割に合いませんが
私には戦略がありました。
何度かシナリオを納品して信頼を得たところで
「ちなみに、動画編集もやってるのですが、お仕事ありませんか？」
と営業をかけたのです。
動画制作のクライアントさんは
常に良い動画編集者を探しています。
フリーランスを使ってるので
辞めたり、飛んだりする編集者も多いです。
そこであるシナリオを書いていて
ある程度自分のチャンネルを知っていて
きちっと納期を守っている人間であれば
わりと快くお仕事をいただけることが多かったです。
こうして「動画編集者は飽和している」などと言われる中で
クラウドソーシングの使い方に「ひと捻り」することで
比較的スムーズにお仕事がいただけるようになりました。
これで初月シナリオの仕事も含めて
5万円以上をゲットいたしました。
そして3番目の
「VYONDというアニメーションソフトに出会った」について解説します。
VYONDとはアニメーションを作るソフトです。
比較的簡単にアニメ動画が作れちゃう優れもので
パワポとかでスライドを作ったことがある方なら
すぐにそれなりのアニメ動画が作れちゃいます。
このVYONDとの出会いによって動画編集の単価がグンと上がりました。
最初は上記の「クロネコの部屋」や「スカッとLINE」などを見て
「なんか面白いアニメーションチャンネルができたな～」と思っていたのですが
次々と同じような絵柄のキャラのチャンネルが出てきたので
「これ絶対何かのソフト使ってるだろ」と思い
色々と調べてみると、どうやらVYONDというソフトを使っていることがわかりました。
さらに調べていくとどうやら使い方セミナーみたいのが都内で開催されてることがわかったので
即、直近のセミナーに申し込み、ノートパソコンを持ち込んで2時間みっちり使い方を教わりました。
しかしここで大きな壁が立ちはだかるのです。
それはVYONDの価格です。
VYONDの年間ライセンスの正規価格は15万円
（プロフェッショナルプランの場合）なのです。
買い切りじゃなくて、「年間」で15万円です。
これは気軽に買える値段ではないので
とりあえず14日間の体験談をいじることにしました。
そしてこの期間中私は無謀にも
某有名VYONDアニメチャンネルの案件に応募しました。
しかも体験版バージョンの真ん中に「VYOND」という透かしが入った動画で（笑）。
もちろん落ちましたが、これをきっかけにVYONDを無料で使える方法に出会ったのです！
それは「クライアントさんのVYONDアカウントを借りて動画を制作すること」です。
VYONDの規約上「アカウントの貸与」はダメなのですが
「シート」と呼ばれる貸し出し用のアカウントをクライアントさんが発行してくれれば
それをお借りしてVYONDアニメを作成し納品することができるのです。
もちろん「シート貸します！」なんてご丁寧に書いてあるクライアントさんは
当時クラウドソーシングにほぼいませんでした。
なので私は応募時に「シート発行してもらえますか？」と必ず質問することにしました。
するとわりとサクッと「シートありますよ～」という返答があったり
「シートっているんですか？ 知らなかった！ これから購入するので待っててね」
という人もいて（まぁ、ごく一部なのですが）
私はそれらのクライアントさんにシートを貸与してもらい
無料でVYONDを使ってお金を稼ぐことに成功したのです。
また、VYONDには「譲渡使用料」と言って
自分の作った動画を他の人に譲渡（納品）するときには
VYONDの販売元であるGoAnimate社に＄99（日本の代理店を通す場合は1万2000円）
を支払う必要があるのです。
なのでクラウドソーシングで1万2000円以下の報酬で
シートを発行していない案件を受けると規約上赤字になってしまいます。
なのでVYONDのアニメーションで稼ぐためには
・シートを貸与してくれるクライアントさん
・1万2000円以上の報酬を出してくれるクライアントさん
を見つける必要があります。
私はシートを貸与してくれるクライアントさんであれば
多少安くても案件を請けさせていただきました。
仕事を受注するためにまずポートフォリオを作る人がいますが
その前に安くても案件こなすほうがはるかに実力がつきます。
ポートフォリオを作るくらいなら
その案件に募集する前に途中までそのクライアントさんに合った動画を
1分でも30秒でも作って「こんな感じで作れますけど、どうですか？」
って営業かけるほうが効果的です。
そしてこなした案件をポートフォリオにして
さらに高額な案件を狙っていくということを
ひたすら私は繰り返しました。
（＊クライアントさんによっては実績紹介NGのところもあるので要確認）
まずは動画案件を数こなしていけば
実力と実績がつきます。
例えば5000円の案件を受注できたとして
そこで何本か動画を作って実力をつけたら
その実績をもとに8000円の案件に応募
そこでまた実力をつけたら1万円の案件に応募。
そうしているうちに、クラウドソーシング内での評価が上がり
たまにスカウトが来たりします。
それこそ数万円から数十万円の広告案件だったり
企業案件とかです。
そんなこんなで1万円前後の案件をこなしつつ
だんだんと単価の高い仕事へをシフトしていった結果
タクシードライバーをしながら月収25万円を達成することができました。
今はタクシーの仕事を少し減らして
動画編集の仕事の時間を増やしてバランスをとっています。
このように収入源が複数になると
1つの収入源に頼っていたときの
「必死さ」がなくなり
どちらもゆるーく楽しめるようになります。
副業で稼ぎ出すと
たとえ上司に怒られたとしても
「この業界で生き抜こうと必死なんだな・・・」
と少しやさしい目で見ることができます。
さて私が動画編集で月25万稼ぐまでにやったことをまとめると
1：VYOND案件に特化した
2：とにかく数をこなす
3：実力と実績がポートフォリオになる
4：高単価案件に応募する
5：単価がアップする
2～5をひたすら繰り返す
これだけです。
昭和生まれの体育会系男なので
ちょっとだけ「努力と根性」がいる手法となっていますが
45歳のタクシードライバーのオッサンにできてあなたにできないわけがないです。
あとはやるか、やらないかです。
・今の仕事の給料プラス10万円
・本業以外の収入源を確保
・万が一勤務先が潰れても最悪副業でしのげばオッケー
そんな未来を手にすることができるのは
あなたの行動力次第。
Good Luck!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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