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2022ホニャラの夏休み!(その2)

蒸し暑さに起きて、テントの外に脱出。タープの下でマットを敷いて寝転ぶと、快適。しかし、外人さんがやけにはしゃいで僕らのサイトの目の前で記念撮影をするので、むくりと起きてジーっと睨みつけると、ヤバいと思ったかそそくさと逃げていく。聞き覚えのある単語もあり、おそらくタイ人だと思う。
なにをするでもなく、ボンヤリとする時間。普段はなかなかとることのできないから、贅沢な時間だ。
雨が時折強く降り、これはこの中で撤収なのか?と気をもむ。
そのうちにみんなもポツポツと起きてきて、ゆっくりとホットサンドやコーヒーの朝食を食べる。

その頃には土砂降りの雨!
午後からカヤックの予約をしているため、午前中には出発しないといけない…
雨雲レーダーを見ても、暫くは激しく降りそうなので、やむを得ず、撤収作業に移ることに。
全員で何とか協力して、荷物を撤収。
行きより食料の分、荷物が減っているハズなのに、僕のクルマに載せきれない事象が。ホニャラに拉致することが決定した、アーミーのクルマにも乗せさせてもらう。

みんな、昨日の夜も遅い&壮絶な撤収作業の影響でヘロヘロ。
午後のカヤック、本当は4人で参加の予定だったが、2人はキャンセルし、火傷の影響で参加を見送っていた瑛美ちゃんが、やっぱりやる!と、参加決定。
こんな雨で本当にやるの?と半信半疑だったが、中止の連絡はないため、予定通り決行するようだ。

途中、某有名店で昼食。再訪は無いなというところ。昔は良かったのかもしれないが、天狗になった結果なのだろうか。詳しくは、実際にホニャラに会いに来てくださいw理由をたっぷりお話しします。

そして三方五湖の湖畔にある、湖上館パムコに到着。なんとあれだけ降っていた雨も上がり、絶好のカヌー日和だ。
普段、ツアーなどのアクティビティーにはあまり参加しない僕たちだが、今回はカヤックツアーに初挑戦。
というのも、以前、ホニャラに遊びに来てくれた、のんたんがここでカヤックツアーをやっているのだ。
参加を決めたこいずと、僕ら二人で挑戦。他のメンバーは、お風呂に入らせてもらい、この辺りでノンビリしているとのこと。

クルマで5分ほど移動。トンネルを抜けて、漁港の一角に車を停める。
もうすでに準備されているシーカヤック。昔、沖縄で乗ったことがあるものはあまりバランスがとりずらかったような記憶があるが、ここで乗るものは基本的に転覆することは少ないのだそう。

簡単なレクチャーを受けた後はいよいよ出発だ!
海風が心地いい中を漕ぎ進む。
瑛美ちゃんはまだ火傷の回復途上なので、基本的には僕が漕ぐ。が、時々ヒマをしてか、気まぐれに漕いだりもしている。
晴れたら海上は暑くなるので、これぐらいがベストコンディションだとのこと。波も穏やかで、快適に進むことが出来る。
途中、のんたんの案内で、洞窟に先端を突っ込んでみたり、岩場のトンネルを潜ったり。切り立った崖が多いのは、リアス式海岸ならではだ。

寄り道しながら1時間弱。目的地の無人浜に到着。
後ろ、左右は切り立った断崖。カヤックでないとたどり着けない、小砂利の浜だ。
小雨が降りそうなので、タープを張り、冒険スタート、
瑛美ちゃんは海に入ることは出来ないので、僕とこいずさんとガイドのお二人で岩場探検だ。
シュノーケルをつけて、僕は足ひれも装着。
水面に顔をつけると、透き通った海中の世界が目に入る。
念のためのライフジャケットがもどかしく、岩場に到着したところで、ガイドのなかちゃんに預けて海の中へ潜り込む。


海中の世界を探検。昔、ダイビングで越前海岸で潜ったことが何度かあるが、そこよりも断然綺麗な透明度。
魚もあまり人を警戒しないのか、僕が近づいても悠々と泳いでいる。
のんたんが手招きするのでなんだ?と思っていくと、テグスに針を付けた即席釣りを用意してくれたので、早速チャレンジしてみることに。海に入れた瞬間から、小さい奴らがツツいてくるが、狙いはもう少し大きいサイズ。
狙って釣り糸を垂らすと、喰いついてくれるものの、引き上げるタイミングが難しくなかなかGETすることが出来ない。
結局、魚に餌やりをするだけに終わってしまった。

ティータイムは、みんなで焚火を囲んで一休み。
岩場でなかちゃんがガリガリ何かを取っていたものの正体が判明。
ムラサキ貝とカメノテだ。海水を沸かしてそのまま食べるシンプルな味付けだが、海の味が口いっぱいに広がり、とても美味しかった。

一時は雨も降ったりしたが、帰るころには再び晴れ間が。
心地よい疲労感と共に、港へ帰った。

皆と合流。ここでこいずさん、サトポンはひと足先に帰る。
残りのメンバーはどこかでご飯を食べて帰ろうかと思うも、目当てにしていた敦賀ヨーロッパ軒はおやすみ。(以前もそうだったな…)
駅前にクルマを止めて、適当に店を探そうという事になった。
のんたんも一緒に夜ご飯食べたい!ということで、それまで少し時間があるので少し寄り道。
ふじポンの名前と同じ駅が近くにあり、ぜひ行ってみたい!とのこと。
向かってみると、何の変哲もないローカル駅。
丁度いいタイミングで敦賀行の列車がやってきた。

充分に堪能して、敦賀に向けて出発。
市内に入ると恐怖感を覚えるほどの土砂降り。これは、クルマを降りた瞬間にずぶ濡れになること間違いなし。続行しているアーミー車にも連絡して、急遽平和堂の立体駐車場に停める。のんたんを待つ間、レストラン街を偵察しようと思ったら、フードコートしかないらしい。
マジかと思い、行ってみるとなんと、そこももう店が閉まっている。
うーん、外に出るのも…という降り具合なので、やむを得ず平和堂の総菜コーナーで買ってベンチで食べることに。
なかなかシュールな体験だ。
なんやかんやで1時間ほどおしゃべりしながら食事を楽しみ、ホニャラノイエに帰ったのは、夜23時頃だった。


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