ホニャラ的どこでもドアな旅6日目

少しゆっくり目に起きて、昨日の鍋の残りで雑炊を頂く。子ども達も朝から元気いっぱい。昔から関わっているアウトドア活動の朝などは、酷いときはお腹の上に飛び乗って「おきろ~!」なんてこともされていたので、今回も半ば覚悟していたが、そこまではなかったのは有難いことだ。

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長男くんも一緒にパチリ。下の子二人は既に車に乗っていて、手が付けられない状態なので省略。諒くん&翼さん、ありがとうございました!!

諒くんの両親が焙煎しているコーヒー豆(元々田舎にコーヒーの焙煎所を作りたいという目的もあって、このお家を見つけたとか)を売っているカフェが開いているか確認しに行ってみるも、流石にまだ開いておらず。是非お土産に買いたかったが残念だ。

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直ぐ近くの保存・管理されている古民家へ。ここの面白い所は、様々な時代に改修されてきたため、部屋によって年代感が異なるところだそう。

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曲線と格子を組み合わせた複雑な造りの建具。相当なお金をかけて作ったんだろうな。

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明治時代ぐらいだろうか。昔ながらの書斎という雰囲気。

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今はあまり地域資源としては活かされていない模様。しかしこんな場所で昔ながらの地域の技術を伝えるようなイベントがあったらいいなあと思う。

あいかわらず朝から降り続く雨。ここらで日貫をおいとまして、有美さんに送ってもらい、近くの高速バスのバス停へ。
高速バスに途中から乗るのは何気に初めてだが、しっかりトイレやロータリーもあり、案外ターミナルとしてしっかりと整備されていて安心。いつも高速ですっ飛ばしているバスストップの裏側は、こんな感じになっているんだと感心。

ガラガラのバスで日本海側の浜田へ抜ける。

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お昼は今回の旅行手配で大量に貰った、地域クーポンを活用すべく、ホテル併設の食堂でちょっと豪華なランチ。海が近いなら、やっぱり海鮮でしょ!と頼んだら、中々豪華で大満足!

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ここからはスーパーいなばで出雲市へ。なかなかパワフルな走りで山陰をぶっ飛ばす。
強い雨が降ったりもするので、これは出雲大社の参拝も大変そうだな~

出雲市駅では、まずは荷物をロッカーに預けて身軽になり、少し待ってバスで移動。案外出雲大社行きのバスの本数が少なかった。

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途中も雨が降っていたが、なんと、着いた時にはサッと雨が上がり、薄日が差すほど。
ここで瑛美ちゃんのお友達と合流。一緒にキネシオロジーの合宿に参加したのだとか。

米子から会いに来てくれ、出雲大社もちょくちょく来るようで、色々と案内してもらいながら回る。

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本殿を眺める。ここは大国主命が祭られており、11月には全国が神々が集まってくる場所でもある。集った神々が滞在する宿所まで用意されているのには驚いた。

大国主命の伝説の一つ、因幡の白兎にまつわり、境内にはウサギの像が各所に。

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奥社を見る。
昔は本殿と共に、建物が高い所に作られていたようだが、大火で焼失。
近年、その時を示す、建物を支えていた巨大な柱が発掘され、その場所に印もつけてある。

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そういえば、巨大なしめ縄に、小銭を下から投げて刺す、みたいな風習?があったよな・・・と思っていたら、昔からの本来のものではないらしく、今はむしろ禁止されているのだそう。
しかもそれは本殿ではなく、神楽殿なのだ。

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本殿に戻り、そろそろ移動するか?と思ったら、急に土砂降りの雨。
まるで引き止められているみたいだな~と思いつつ、暫く雨宿りしていたら、ほどなくして雨が弱まる。その瞬間、目の前には虹が!本殿から出るかのような至近距離で見ることが出来たのは幸運の兆しか?

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すぐ横の、閑静な雰囲気の池。特に秋の紅葉の時期は綺麗なのだとか。

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帰り道の参道を見ると、入り口からかなりの高低差があることがわかる。
参道が入り口から本殿に向かって下り坂なのは中々珍しいようだ。

流石に少し冷えてきたので、参道のお店で善哉でも食べて暖まろうか…と思ったら、ほとんどのお店が16時半にはオーダーストップ。
ウロウロ探し回り、開いていた一軒のお店で、一息つくことが出来ました。

バスで出雲市駅へ。僕らは玉造温泉へ、瑛美ちゃんのお友達は米子へ行くので途中までは同じ路線。それじゃあまたね!と僕らが先に降りてお別れだ。

駅に迎えに来てくれた送迎車に乗り込み、5分ほどで温泉街へ。
今日の宿は、温泉ゲストハウス翠鳩の巣。元々旅館だったところを改装したようで、系列の宿とグループでの経営となっているよう。

事前に選んだプランで一番面白そうだった、地元寿司屋の海鮮丼付プランをチョイスしており、もう遅い時間だったので、荷物を置いたら直ぐに夜ごはん。
美味しく海鮮を頂き、夜は温泉。満足な一日でした。

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