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大型二種合宿免許の記録(後編)

<全体スケジュール>
最初の2日間は、机上と場内教習が混合で、一日の予定がミッチリと詰まっていた。
しかし、実車教習の時間制限の関係上、3日目からは場内教習が2時限あるのみで、午前も遅めのスタート、お昼ご飯を食べてもう一時限乗ったら、もう解散という、なんとも余裕を持ったスケジュール。
まあ、これ幸いにと、米沢市内の街歩きを楽しんだり、帰りに温泉に立ち寄ったり。

完全な休日はない。まあ、半日休みが仮免検定の前日にあるので、そこでリフレッシュできるか。

路上に出てからは、また再び机上と路上教習のコンビに。
大型教習の場合は、高速教習は特になく、付近のバイパス路線に初日に乗るだけだった。しかも大雪の日だったので、せいぜい40キロ程度。
僕の場合だが、後半にシミュレーター教習が連続したため、見極め教習の直前はあまり路上に出ることが出来なかったのがちょっと不安要素だった。


<宿>
温泉地帯ということもあり、赤湯温泉の温泉街の旅館。また、高畠駅近くの寮なら温泉施設のチケットが貰えるようだ。
ただ、僕が泊まったのはビジネスホテルプランでルートイン。
予約時には、既にほとんど埋まっており(キャパを制限しているのかもしれないが)、ビジネスホテルプランのみが空いていた。
ルートインはまあ普通のホテル。食事も普通(朝食はバイキング)。温泉も・・・普通(人工温泉)。
プライベートを重視する方にはおススメかもしれない。ロビーにサービスのコーヒーがある。
米沢の市街地とは駅を挟んで反対側にあるため、呑んだりしたい方にはおススメできない。

休憩時間に喋った、赤湯温泉旅館に泊まっているオッちゃんによると、温泉は源泉かけ流しで、体調も滞在中にすこぶる良くなったのだとか。料理も美味しかった~
と、めちゃくちゃ絶賛。羨ましい思いをしたものだ。

<教習所設備>
送迎後から教習までや、教習と教習の合間にかなりの休憩時間があったりもする。1時間や2時間待ちもちょくちょくあるイメージ。
受付で頼めば、カラオケ・卓球の道具の貸し出しも。

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宿の洗濯機が有料の場所の場合は、教習所に無料で使える洗濯機&乾燥器もあるので、サブバックに洗濯物を詰め込んで、教習の間に洗濯&乾燥を済ませてしまおう。

また、待合室にはマンガもあるので、暇な時間はマンガを読み漁ることもできる。
食堂でのお昼ご飯は、教習終了直後には大混雑になることも。一番乗りぐらいで突撃できない場合、少し時間をずらして訪れるのが吉かもしれない。

<まち歩きしよう>

教習終了後の街歩きは楽しみの一つ。
お土産屋さんが教習所脇にあるので、時間がある時に行ってみるのも良いかもしれない。
また、希望者には事前の申告で、高畠ワイナリーへの送迎もやっているようだ。(僕はお酒を吞まないのでスルーした)

おススメポイントを幾つか紹介する

・賜の湯
高畠と米沢の間の、置賜駅近くの温泉。
米沢方面に送ってもらう場合、国道13号沿いで降ろしてもらい、そこから歩いていくことも可能。駅との行き来は、跨線橋を渡らなければいけないため、特に冬季は凍結の可能性もあり、余裕を持って駅に向かったほうが良い。
ここの魅力は何といっても、超開放的な露天風呂。
仕切りが低く、視界を遮られないのがとても良い。農繁期だと、気をつけないと農作業している人から丸見えだろうが・・・
また、かけ流しの風呂だけでなく、追加料金を払えば砂風呂を体験することもできる。
砂の重みと、じんわりとくる熱さが心地よく、大量に汗をかくことが出来るのが気持ちいい。

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・窪田水辺の学校
最上川沿いの水辺の公園。冬季は白鳥の飛来地でもある。
国道13号から、上記の賜の湯に向かう途中にあるので、セットで訪れ、冷えた身体を温泉で温めるのが良いだろう。
堤防沿いに鴨も大量におり、静かに近づくと、一定の距離は置かれるものの、四方八方を鴨に囲まれる体験ができるかもしれない。
冬は座ることが出来ないのが難点だが、雪がないときなら、最上川の流れを眺めながらのんびり過ごすにはうってつけの場所となるだろう。

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・平安の湯
米沢市内の温泉。ここも源泉かけ流しの湯を楽しむことが出来る。丁度帰りの送迎バスを途中で降ろしてもらうことが出来た。
少し古めのスーパー銭湯という雰囲気だ。
米沢市内への帰りには、近くにバス停もあるが、早めの時間に終わってしまうので注意。少し歩いたところにあるイオンからのバスの利用の方が便利な場合もある。
岩盤浴もあるようだったが、今回は試していない。

・café mamenoki
米沢市内のカフェ。
木を使った空間は、ほんのりと温かみがあり、家族連れのママさんに人気なのだということが伺えた。
面白いのは、お手伝いしている小学生の男の子。大人顔負けに注文を取ったり配膳など、とにかくよく動く。
微笑ましいな~と思ってみていたら、ちょっと暇そうにしていた僕の様子を見てか?どこから来たんですか?など、話しかけてくれる。
岐阜から来たんだよ!と言ったら、歴史が好きなようで、関ケ原の合戦!など、中々渋い答えが出てきて面白かった。
地元の養蜂家さんの蜂蜜の販売もしており、お土産に思わず買ってみた。

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・鷲コーヒー
米沢市街南部、上杉神社から南米沢駅の間にあるコーヒー豆屋さん。
最初は通り過ぎるだけになる所だったが、コーヒー豆の自販機が珍しく立ち寄ることに、
運試し?的な、何が当たるかわからない!というボタンがあったのでチャレンジ。
すると、ハワイコナコーヒーが当たる。お店の人に聞いたら、期間限定で入れている特賞らしく、本来なら1000円オーバーの高級豆。それを、300円そこそこで手に入れることが出来たのだから、超お得だったということだ。

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・謎のコーヒー屋さん
ルートインの近く、駅へ向かう道の道路反対側にあるコーヒー屋さん。店名は不明で、グーグルマップにも今のところ載っていない。
ふと見かけて気になり立ち寄った。入ってみると、とてもオシャレな空間に、渋いオッサンが寛いでいる。コーヒーを頼むと、丁寧にハンドドリップで淹れてくれ、大人な時間を味わうことが出来る。
ふとみると、なぜかボドゲが置いてある席も。グループで楽しむことがあるらしい。

・交通について
帰り道に送迎バスを降ろしてもらうことも、経路上なら可能だ。違う方面への送迎バスに乗せてもらうことも、事前の予約で以前は出来たらしいが、今はコロさんの情勢下もあり、それはやっていないそうだ。
米沢市内を歩くなら、バスも組み合わせると、行動範囲が広くなる。100円で利用できるコミュニティーバスも本数は少な目ながら運行しており、うまく活用するといいだろう。
ただし、大雪・凍結などで大幅に道路が混雑するときは要注意。
平安の湯に立ち寄った後、少し歩いてイオンへ行き、そこから循環バスに乗ろうかと思ったとき、まだ30分ぐらい時間があるから、時間をつぶさなければ…と思ったものの、念のためバス停の場所を確認しに行ったら、なんと1時間前に出発しているはずのバスが丁度のタイミングでやってきたのである。 
台数が少ないからか?一度遅れるとダイヤを元には戻せないのだろう。
バスロケーションシステムも導入しているので、最新情報は必ず確認してから利用したほうが良いかもしれない。


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