タイへ行ってきタイ!!3日目

【サワンカローク街歩き】

この日は夕方の一日一往復しかないローカル線でチェンマイへ出発するので、それまでは街をブラブラ。
まずはKさんの奥さんのお店でカレーを食べに、寄り道しつつ向かうことにします。

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昨日も訪れた市場へ。朝九時頃ですが、卸売りゾーン?は既に終わっており、周辺部のお店が開いて賑わっています。

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謎の魚唐揚げ。
骨が多く、食べることができる所は少なめ。しかし香ばしくて美味い!
もしや、あの茶色の川で獲れた魚やろか?

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のどかな住宅街エリアを歩いて行きます。まず観光客は来ないようなエリア。
イヌ・ネコも、普段来ない来訪者にビックリか?
オバちゃん達が井戸端会議しているのは、和む光景。タイの田舎町、ゆったりした時間が流れていて癒されます。

大通りに出た所でポツリと雨が降ってきて、これはヤバイか?と思っていたら…
あれ??
Kさんの奥さんが原付で走ってくる。
偶然だなぁ〜と思っていたら気付いてくれて、お店まで乗せて行ってくれることに!
目的地と逆方向では?いいの?
と思いつつ、有り難くお言葉に甘えることに^ ^

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本日のカレーは、グリーンとレッドの二種類作ったということで、贅沢に合わせ盛り!
スパイシーでメッチャ美味い!!

ここでまさかの真実が^ ^
どうやら僕が住宅街をブラブラ歩いている時に、近所の人が、あの日本人は迷っているに違いない!この街で日本人といえば…ということでKさんのお宅まで連絡が入り、奥さんが救出すべく?バイクで走ってきてくれたということらしい💦
しっかり観察?されてるんですな^^;

恐るべし、田舎の情報網…

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カレーをご馳走になった上、なんと自転車を貸して頂きここからはラクラク町巡り。

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どこでお詣りすれば良いかイマイチわからないので、境内を散策してそれらしき所で手を合わせる。
白を基調に黄金の屋根や装飾と、派手な建築様式が新鮮。
周囲に歴代の国王の写真が飾ってあることから、王家と各地のワットの繋がりも強いのか?
信仰と政治を絡めて、国民の意識を集めるような象徴として存在してきた歴史があるのかな?と想像が出来ます。

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街とは対岸にある歴史資料館。昨日訪れたシーサッチャナライから出土した土器や、昔の様子の再現ジオラマなど、色々と見ることが出来ました。
守衛さんが英語を少し話せたので少しお喋り。

資料館近くのお寺へ行ってみると、すぐ横に小学校もある。子どもが校庭で遊ぶ姿を眺めたり、日陰のベンチで少しお昼寝したり^ ^

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お昼はカオマンガイで!
美味しくいただき、昼からどうしようかなぁ?と。暑くなってきたしあまり外を出歩くのも…

タイ古式マッサージでもないかなぁ?と思い、お昼を食べたお店の方に聞いてみたら、「待ってて!」と、わざわざ営業しているか調べに出てくれる。教えてくれたのは、すぐ近くのカフェ?それともバー?と一緒になっていッサージ屋さん。既に怪しい日本人がやってくると話してくれていたのか、すぐに案内。

痛いというイメージがあったタイ古式ですが、丁寧に揉みほぐされてからのストレッチ(?)はとても気持ち良い!
1時間ほどやって貰って150バーツ。
しっかり疲れが取れました(^o^)

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良い感じの本屋があったので、フラッと入店。当然タイ語の本など読めるはずもないので、店員さんに風景写真が多い本をチョイスして貰い購入。

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カフェで本を読みつつ、ティータイム。
贅沢な午後のひと時を、サワンカロークのシメとします。
ケーキは色々な種類があるけど、どれもカラフル!そしてめっちゃ甘い^ ^

さぁ、ボチボチ出発かなぁ。

【さらばサワンカローク】

お世話になったKさんに自転車を返却し、荷物を取りにホテルへ。
昨夜、地元の人達とお話ししてた時に仲良くなったDさんと合流!
バイクに乗せてくれて、楽々とサワンカローク駅へ。
さて、切符を買えばあとは列車に乗るだけ……

え……運休???

なんと、一日一往復のバンコクからの直通列車が、遅れのためかここまで来ないことに!

マジか(泣)
心配してくれるDさん。まぁバスがあればそれで行こうかなぁ。と言ったら、なんと一緒にバスの乗り場まで連れて行ってくれる!

しかし、この街からはバスの路線も無いらしい^^;
まぁ居心地良い街だし、もう一泊して考えるか?
慌ただしくなるし、チェンマイはキャンセルかなぁ…と思っていたら、バイクに乗った夫婦が追いかけて来た。
なんとこれから国鉄本線の駅へ車で行くので、一緒に行こう!とのこと。
どうやら駅でのやり取りを聞いて、助けようと追い掛けて来てくれたらしい。

またしてもDさんのバイクに乗せて貰い、夫婦の自宅までご一緒に。
またの再開を約束してDさんとはここでお別れ、

どうやらご主人(Sさん)は帰省でサワンカロークに戻っていて、奥さんの送迎によりこれからバンコクへ行くところらしい。

クルマに乗せて頂いてサワンカロークの街を離れます。

来るまでは何の予備知識も無く、どんな所だろう??と思っていたこの街。
僅か二日間の滞在でしたが、この間に沢山の人に助けられたし、色んな人とお話しすることも出来た。そしてブラブラ歩く僕に、沢山の笑顔を見せてくれた。
そしてサワンカロークを出発する今日も、まさかのアクシデントの中、Dさんや、夫婦の方など、色んな人に助けて貰いながら、無事にこの街を出ることが出来た。
なんで、初めて会う旅人に、ここまで優しくしてくれるのだろう。
この二日間に受けた「優しさ」を思い返すと胸一杯、ジーンと来るものあり。また帰って来るからね!と心に誓いながら、過ぎ去る夕暮れの景色を眺めました。

国鉄北本線の駅、ピチャイに到着。送ってくれた奥さんに御礼を告げ、切符を購入。ゆっくり寝台で行きたかったので、ベッドでと告げ購入したら、快速列車とはいえ166バーツと超格安!300キロぐらいはある筈だが、流石タイやな。

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駅前セブンで買ったこのゴハン、かなり辛口!!
蚊に襲われながら、バンコクへと向かうSさんとベンチでお喋りしつつの夕食。

日本のことや、タイの国のこと。そして今までの旅のこと。カタコト英語や、ノートに書いたりして色々と話しました。海外へ行く機会も無く珍しいのか、パスポートを見せてほしいとの事なのでお見せして、表だけでもと写真に収めて貰いました。

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列車接近の鐘が駅に鳴り響き、バンコク行きの急行列車がやって来ました。
「タイを楽しんでね!気をつけて!!」
とSさんは去っていき、僕は1人チェンマイ行きの列車を待ちます。


さて…
定刻より20分ほど遅れて、チェンマイ行き快速列車が到着。
切符を見せて駅員さんに聞いたら、後ろの方だと言われ、とりあえず適当な車両に乗り込む。中々見つからず、丁度通りかかった車掌さんに聞くと、前だそうな……こらー、駅員!!

一緒に連れて行ってくれて、さぁベットで寝れるぞ!!
ん?ココ??

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モロに座席車^ ^
あっ、もしや…
買うときに何かボソッとタイ語で言われたな…
満席だったんやろか。

非冷房、座席は後ろの人が動くと衝撃が来る直角シート、虫に襲われる…
さらに、
「ラァーーン、ガァーーフェーー、ガァーーフェーー」
と独特の声で連呼する物売り。
主要駅では、
ガンガンガンガン!!
と発車の鐘が、鳴り響く…

史上最悪の睡眠環境で、チェンマイへと向かうのでありました^^;
感傷的な気分から一気に現実へw
これもタイか~

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