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~働き方改革の背景と私達がどうすべきなのか~

「働きかた改革」って皆さん知ってますよね?
ただ単にパワハラや残業が多いだけで政府はこの改革を行っているわけではないんですよ。今回は、その背景や行っている取り組みをはさみつつ、私達がどうあるべきなのか紹介していきます。
<目次>
1,働き方改革の背景
2,具体的な取り組み
3,予想されるこれからの働き方
4,今から私達はどうするべきなのか

1,働き方改革の背景
働き方改革といっていますがこれは一億総活躍社会の実現するための改革です。
一億総活躍社会とは、50年後も人口1億人を維持し、職場・家庭・各地域で活躍できる社会のことです。
その上で働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とすると共に、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く立場・視点で取り組んでいきます。
ここで、多様な働き方や中間層の厚みを増すなどのワードが出てきます。これは、労働人口減少の影響によるものと考えてよいでしょう。そしてこの問題が想定を超えてきていることです。
内閣府の将来の日本の総人口統計を調べてみると
    2015年:約8万1000人→2060年:約4万3000人
このように、2050年で約半分ほどになってしまっています。
このままでは大変だ!!といって実施したのが働き方改革です。

2,働き方改革の具体的内容
労働力を増やすには・・・
・働く人を増やす(女性や高齢者)
・出生率の向上
・労働生産性の向上
この3つが考えられます。
こうして、残業による効率の悪い仕事のシステムや在宅勤務制度や育休制度などの職場環境の改善を行うことになりました。
この変化は大企業だけでなく中小企業、一社員としても順応していくことが大切です。

3,予想されるこれからの働き方
ここからは予想の範疇なので流してもらってもかまいません。
まず、一生涯働くような人生設計をとるようになるでしょう。高齢になって病気や怪我になって退職、子育てによる育休も少なくなると考えます。これは企業側がより働きやすいように在宅勤務システムを確立し、1週間の勤務時間を個人によって調整ができるのでコアタイムの概念が薄れてくると思います。特に、高齢者やママさんなど働くことに障壁が多い人ほどこのようになっていくのではないかと考えます。
さらに、機械化やAIの普及により単純作業の仕事は少なくなるので個人に求められる仕事の質も高くなってくると思います。ですので、新卒の人だけでなく現在手に職を就けている人でも中途の有能な人材に劣り、退職などもありえます。
というかこの兆しはもう既に起きていましたね。これが地方にまで浸透してくるという感じです。

4,今から私達はどうするべきなのか
これって飛び抜けたスキルがないと無理なんじゃ・・・と思いますよね。日本ってエンジニア不足だからプログラミングの勉強しよう。よく言いますよね。
ここで私はあえて違う提案をします。
まずは自分自身が仕事をする上で目標と目的をたててはどうでしょう。残業なしにして休日しっかり休むことを考えたのでしょうか?生産性を上げるには行動、意識を変えようとしたのでしょうか?
自分の時間の確保は1週間の勤務時間を設定してその時間の中で無駄を省き、生産性を上げるのか予定帳に書いてみてください。その中の1つ1つの予定に目標進捗度を書いて取り組んでください。事前にやることや準備を済ませておけば今より生産性は上がります。そして、業務の先読みすることができるようになり組織としての業務全体を見ることができますここまでくると、組織としてみることができるので自分だけでなくチームとしての生産性も考えているでしょう。
是非実践してみてください、企業の求める人材はこのような人材でどの環境になったとしても乗り越えていけると考えます。

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