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ゲームの神様:リアル版
その名も刈田(カルタ)堂。正式には野瀬正観世音堂である。
赴いたのは2006年のこと。三戸町の道なき山道を進み、深緑の中にいきなり登場する鳥居。狭く急な参道を登った先にぽつねんと佇む木製のお堂。神仏習合の厳粛で異様な空気感。管理を任されている工藤さんが、親切にもお堂を開けてくれた。そこには夢のような異空間が広がっていた。
観音像を収める厨子の全面に、花札の起源のひとつともいえる、江戸のめくり札の一種「黒札」が、びっしり貼られている。
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