吾、如何にしてグルームヘイヴンおじさんになりしか
またも、やらかしました。
「誰よりも『グルームヘイヴン』のルールを読みこんでるから」との自負が過信となり、微妙で大事なルール質問に、自信満々で誤答しました。いけません。土下座案件です。たぶんこれで3度目です。懲りてないと言われても仕方ありません……すいません。
今度からもっと謙虚になります。
少しでも不安要素があったら、言いきる前に、まずは原典を確認します。
こんなんですから、皆から呼ばれている〈グルームヘイヴンおじさん〉の名前を返上しますです……
と言ったところ
「頭を上げてください。グルームヘイヴンを返上しちゃったら、ただの〈おじさん〉になっちゃうじゃないですか」
とtwitterで、慰めなんだか失礼なんだかなことを返されて「いや、ううむ、しかし……」など、色々と悩んでいるうちに
「最近すっかり〈獅子のあぎとおじさん〉と化した健部さんですが」
とYouTubeで語られる始末。なるほど、グルームヘイヴンの名は返上しても、そっちがあったか。
いやいや、自分はいつまでも若いつもりなので「おじさんおじさん言うなや」と内心では思っていた。
とはいえ生まれは丙午、実際には55歳である。いい加減、落ち着くべきだろう。
お爺さんと言われないだけマシだ。その呼称だけは、孫が生まれるまで待ってくれ。
だいたい、いつから〈グルームヘイヴンおじさん〉と呼ばれるようになったんだっけかな?
(調べたら2020年8月28日からだった。更に言うなら、ぼくより先に〈グルームヘイヴンおじさん〉だった人がいて、いつのまにかお株を奪ってしまったようで申し訳ない。また謝り案件だ……)。
まあ、気が向くとtwitterで検索をかけて、ルールなんかで困った人がいれば都度都度答えていたら、こうなっていた。
東奔西走して難事を解決していた宮澤賢治に比べたら、たいしたことはない。
「とはいえ、なんでそんなことを? 面倒でしょ? 大変でしょ?」
そんな風に訊いてくる人もいる。なるほど、自分では呼吸をするように自然にやっているのだが、はたから見たら不思議なのか……
そういうことであれば、自分を俯瞰して客観視し、なんでこんなことをしているのか答を出してみよう。そうすることによって、間接的に『グルームヘイヴン』やその作者アイザック・チルドレスの魅力にも光を当てていけるかもしれない。
御用とお急ぎのないかたは、しばしお付き合い願いたい。
稀有な出会いの、はじまり~はじまり~。
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