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リバースプロダクツの「売り方」

newspicksの番組で「お店のデザイン」や「売り方」までがプロダクトという考え方を聞いてはっとした昨日。

「売り方」もこれからはプロダクトの一部なんだなと再認識させられました。

そこでリバースプロダクツのこれからの「売り方」を少し考えてみました。

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リバースプロダクツのアップリケは今までは主に百貨店や本屋さん、雑貨屋さんに卸して販売してきました。もちろんこれからもリアル店舗での販売は直で商品を触ってもらい体験できる貴重な機会なので続けていきたいです。
(見て触って五感で体感してもらう行為はやっぱり伝えるのに最適だと思っています)

その一方、コロナでオンライン化が急速に高まったので、オンラインでも今後は力を入れていきたいと思っています。
リアル店舗で販売するときの考え方、固定概念は一度捨てて、全く別物としてお店をデザインしていく必要性があるなと感じます。
オンラインにはオンライン特有の「売り方」があるんですよね。コロナ渦のオンラインのお店の新しい様々な動きを見ていると面白いなって思うし、とても参考になります。


リバースプロクツでもすでに試行錯誤しながらコンテンツ作ったりなどもしていますが、もっとオンラインだからこそできる体験価値、商品の裏側を見せてお客さんとコミュニュケーションを直でとって販売していきたいと思います。

オンラインでの「売り方」の可能性はいろいろあって、これからもっとオンライン特有のワクワク感がでてくる気がしています。そんな未来、僕自身も楽しみです。

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ふと、何で自分はモノを売っているんだろうと思いました。

いろいろ考えた結果、僕自身は単にモノを「売る」ということだけをしたいわけではなく、お客さん(子供も含め)と商品を通して一緒にモノ作りをしていきたいという思いがあるんだと気付きました。

一緒にワクワクしたいんですよね。

売って終わりではなく、アップリケを袋から出して、アイロンでカバンにくっつけて、新品のカバンで登校し、その後かばんがボロボロになって使い終わる時点まで一緒にいたいんです。(ランドセルを作っている職人さんも同じ気持ちなんだと思います)
だから、アップリケを販売した後、うまくつけれたかな、剥がれていないかな、不具合ないかなといつも心配になっています。

絵描きだと特にわかってくれると思いますが、時間かけて絵を描いて、ギャラリーで販売した後も絵を大事にしてくれているかずっと気になるのと一緒だと思います。


そんな思いを持ちながら、「売り方」もプロダクト一部だと認識してデザインしていかないといけないと認識させられたコロナ自粛明けの今日この頃です。