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島根県の魅力を紹介しますね!【古事記を巡る地の実体験レポート】八重垣神社編

今回は第3章で訪れる地、島根県の八重垣神社を紹介します。
アクセスは前回、前々回よりも断然楽なので、行くのも簡単です。
人とのご縁の少ないこのご時世、縁結びの地として有名な八重垣神社に行く大切さをお伝えします。

よし、まずバスで行きましょう。
ブ〜〜ン。

到着です。

見た目、京都にある中規模な神社ですが、結構な奥行きがあります。
敷地内の地図と由来を貼っておきますね。

こうやってみると8&8はとてもすごい人を主人公に、被害者に、悪者を犯人扱いしてしまったのだと実感します。

縁結びのみならず、家庭円満、子孫繁栄、安産祈願、和歌の祖神と、現代社会の人々に重要なやっちまえ精神がバンバンあるので、色々なことに悩んでいる方はとにかくやっちまいましょう。

さて、取材で大事なのは時間とエネルギー。
まず元気のある内にやるべきことをやる。
人生、仕事、恋愛、勉強も同じ。
やれる時にやればいいし、手遅れなどないのです。
レッツ取材!

本殿です。
作品内にはあまりでないのでここに時間は割きません。
お参りを済ませて本命の句碑へいきましょう。

これです。
これが見たかったのです。
そして感じたかった。
須我神社と比べてどうですか?
八雲立つの内容はまったく同じなのですが、どっちが好みでしょうか。

詳しいことはネットや資料で調べれば出てくるこの時代。
口で言うなら簡単ですが、経験として得るものが取材においては重要です。
直接行く意味と価値を自分自身で掴む。
行動は作品に反映されます。
しかし、みんなが八重垣神社に行けるわけがないので、直接足を運び、お伝えしようという次第です。

作品内では若干水没している八重垣神社に船を付け、16人で句碑を読みます。
そこにはやはり八雲も八重垣も「八岐ノ」に改竄された歴史があり、一同「おかしい!」という確信から真犯人を探し出すのが旅路の目的になります。

句碑としての大きさは須我神社の方に軍配が上がりますが、味があるのは八重垣神社といったところ。

八重垣神社は街中ではなく郊外にあります。

周囲は主に緑。
島根県はとにかく緑が豊かです。
山、森の濃厚さ、重厚さは岐阜県以上と感じました。

よし、今回の取材はここまで!
ここからはボーナスタイム。
縁結びのアレコレを伝えます。

まず感じたのが八重垣神社に来る女性の多さ。
男性よりも女性の方が圧倒的に多かったです。
それだけご縁に飢えているということでしょう。
世の男性諸君!
あなたがうじうじしている分、女性は行動をしなくちゃならないのです!
なぜなら、世の中の半分が男性なら、半分は女性だから。
あなたが寂しいのなら、この世の誰かもまた等しく寂しがっているのです。

そんな感じの女性3人一組の後に続かせてもらい、八重垣神社奥、夫婦杉、鏡の池へと足を運びました。
女性には親しくされ、すぐに仲良くなれるのです。
ここから奥へと行きましょう。

クッシーこと櫛稲田姫の飲料水となった池という情報が。
後利益バンバンありそうですね!

右手に進めば鏡の池に到着です。
女性客がとても多いです。
カップルはどうでもいいでした。

鏡の池、別名縁結び占いの池の立て札を貼っておきますね。

櫛稲田姫にまつわるお話をどんどん吸収しました。
しかし、上の写真で重要なのは「占い用紙に〜」からのくだりです。
「100円か10円乗せるの?」
「100円の方が重いし後利益あるから100円乗せるに決まってるよね?」
「池にお金回収しにくる仕事したいわぁ〜」
という女性3人組の言葉もわかりますが、僕は
「えっ? その紙、買う必要あるの?」
という素朴な疑問を投げかけたところ、
「たけちゃん、早く戻って買いにいきなよ〜。待ってるから〜」と笑いながら言われました。
マジかよ。

というわけで、八重垣神社の地図5番”神札授与所”に逆猛ダッシュ。
八重垣神社初見の方は、鏡の池に行くのならこの点に注意してください。
”神札授与所”は入り口すぐ右です。
本殿右にあります。
完全なる罠。
初見殺しでした。
お守りなどのグッズがいっぱいあるところで買えます。

ゲット。
そしてダッシュをして戻りました。

ここで2つ上の写真の”本当に注意すべき点”のご紹介をします。
それは「注意してください。鏡の池への落し物」
「胸ポケットから池への落し物が多いです」
という点です。

これがないと僕もスマホを落としそうになりましたよ。
なんなら前かがみになりすぎて自分が落ちそうになりましたよ。

それくらい池の角度が絶妙であり微妙なのです。
これくらいでした。

右下の石に屈みながら神札を池に置く。
その時、スマホや財布を落とす人が山ほどいたのでしょう。
そのたび、櫛稲田姫はこの池の底で笑っていたのかもしれません。

「あなたが落としたのは金のスマホ? 銀のスマホ?」
だなんて言いながら櫛稲田姫が池から出て来るほど現実は甘くありません。

住職が歩きながら来てーーー
「ーーーまたですか・・・」
「ーーー注意を読みましたか?」
と言われて後は自己責任というのが世の常、人の常。

なんて話をしながら待たせた女性三人組と一緒に池の上に紙を浮かべました。

「あなたのままですばらしい」
うふふ。
この年齢で彼女なし独身男性がこのままでいいだと?
神様は人生を舐めているようですね。
このままでいいわけねぇじゃねぇか!

上の写真で重要なのが下の影です。
あぁやってスマホをかざすから落とすのです。

池に早く落ちれば落ちるほど出会いも婚期も早いようです。
ここで500円玉を出せないのが悲しい現実。
結果、4人共3分弱で池に落ちていきました。

といった感じで占いも終えて「お互い恋も仕事も頑張ろうね!」なんて言いながら女性たちとお別れしました。
帰りのバスを待つ間、すぐお隣にあるおみやげを買おうとしたのですが、店がしまっていました。

そのしまっていた理由が興味深かったので貼っておきますね。

まことに勝手な理由で1ヶ月半も夏休みを取っています。
休みは学生でも1ヶ月ちょいですよね。
大事なお店の経営なのに、その理由が

「家族の雰囲気を良くしに」

逆に考えると、1ヶ月半も時間がかかるというのは、どれくらい雰囲気が悪いのかが心配になりました。

これは八重垣神社外でおみやげが買えなかった作者の悔しさによる駄文と思ってください。

次回は第4回。
大本命の出雲大社編になります。

ものすっごく良かったです!
ここからさらに島根県の魅力が深くなります。
読者の方にもよきご縁がありますように。

Thank you for reading!