成功するチームは何をして成功しているのか?
「リーダーの力量以上には組織は伸びない」 これは私が尊敬する人物の野村克也さんの言葉である。
今回は、成功するチーム作りについて部活動に重ね合わせながら述べていきたい。また、以下の内容はオリエンタルラジオ中田敦彦さんの「中田敦彦のYouTube大学」の動画を見て私の見解で咀嚼してまとめたため、動画を見たい方はぜひご覧になっていただきたい。では見ていこう。
まず成功するチームには3つの条件がある。
①言語化している このチームはどういうチームなのか?ということを全員が理解している
②見える化している 外部から見てチームの状況や規則がわかる
③仕組み化 中心人物がいなくても組織がうまくまわる仕組みがある
これらの3つである。動画内で仕組み化の例えが非常にわかりやすかったのでここでも述べておく。
例えば、マクドナルドはポテトやバーガーを客に提供するというシステムを全国に展開する仕組みを作った。
どういうことかと言うと、ポテトはタイマーが鳴ったら油からあげる。○○バーガーはこの具材とこの具材を入れますというマニュアル、つまり仕組みがあることで全国に展開したのである。
創業者(中心人物)がいなきゃ作れない。部活で言えば監督(またはキャプテン)がいなきゃ動かない、ということでは成り立たないということだ。
そして成功するチーム作りのための魔法の道具がある。それは「経営計画書」である。計画書を活用するためにやるべきことはたった2つである。(大別して2つだがポイントはいくつかに分かれる)
1つ目は「計画書をつくる」ことだ。 キーワードは「まず紙に書く。今すぐに」だ。 現在リーダーである人、リーダーを目指してる人はこれを覚えておいた方がいい。聞き手の「わかりました」や「了解です」は「聞こえました」という事と同じであるという事だ。だから今すぐに書くのである。
そして実際に何を書くのか、1ヶ月先、2ヶ月先、1年先の計画である。最初はどうすればいいのかわからないだろう。そんな人はまずパクるのだ。パクっていればいずれオリジナルになる。 世の中はパクリの連続だと言っても過言ではない。企業の仕組みは抽象化して見ればほとんど変わらない。
2つ目は「徹底すること」だ。 計画書を作って徹底する。口で言うことは簡単だが、これが非常に難しい。
では何を徹底するのか?勉強会を徹底して行うということだ。 勉強会を行うことで、チーム全員の価値観を共有する。ある会社は勉強会に来れなかった人には勉強会の様子を撮ったビデオを後日見せるほどの徹底ぶりだそうだ。
そしてここまで計画書をつくり徹底するということを述べてきた。ここからは具体的に計画書の内容について述べていく。
まずは方針を決定することだ。その際に大事なことが数字を明確にすることである。
例えば、「今日は友達をたくさん作ろう」より 「今日は友達を3人作ろう」の方が数字が明確でやる気が起こる。数字を明確に決定することでやるべきことも明確になるのだ。
また方針を決定する際はトップダウンを採用する。未成熟な組織がボトムアップを採用すると壊れてしまう。ある程度成熟した頃にボトムアップを採用する。 トップダウンを採用する段階、 ボトムアップを採用する段階、 これらを使い分ける力をつけることもリーダーは必要であると言えるだろう。
そして次にスケジュールを決定する。 その際に必要なことは人に仕事をつけるのではなく、仕事に人をつけることだ。 確立した仕事に人をつける(マニュアル化)、つまり仕組み化である。
まとめ
成功するチームは①言語化②見える化③仕組み化ができていて、成功するチーム作りのための魔法の道具「経営計画書」を①つくり②徹底している。また、未成熟な組織が方針を決定する際はトップダウンを採用。
おわりに
成功するチームは何をしているか? どうだっただろうか。私は非常にタメになるいい動画に出会えたと感じている。 また、noteの内容に関してはもう少し簡潔にまとめられたかなと思った。 またどんどん更新するnoteの糧になればいいと思う。
機会があれば『成功するチームは何をしているのか?』のリベンジ編(もっと簡潔にまとめた内容)を更新したいと思っている。
長々と書いた文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。