学生街におけるセット集客を伸ばすため、雀荘マスターがすべきただ1つのことは"つなぎ"説
学生街におけるセット集客を伸ばすための方法(アイデア)を紹介します。
この方法を使えば、GOTOトラベルのように少ない労力でより大きな効果を発揮することができる可能性があります。
ポイントは繋げること。
繋げば繋いだだけ、セットは増え、ロイアリティも上がります。
理想は卒業後も来てくれることですね。そうなればライフタイムバリュー(生涯で落としてくれる金)は10倍くらいに上がって最高ですね。
以下で詳しく解説します。
学生街におけるセットは隣接する小さな輪の集合
まず学生街においてセットで雀荘に来る人たちはどんなグループでしょうか。
などなど色々なつながりの小グループです。
これらのグループは傍目には同じように見えるサークルつながりのセットが2つあっても、それぞれは面識がなく、全く別の集団ということが殆どといえます。
なので、セットグループAがワンかけになれば、セットグループBが1人余っていてもセットグループAは帰ってしまいますし、逆もまた然りです。
でもこのセットグループAとセットグループBが顔見知りになれば、そこはつながります。
また、メンツ揃わない問題も集団が大きく人脈が広がるほど起きにくくなるため、お店にくるセット客同士を繋ぐことはメリットとなります。
マスターの仲介の元、学生を繋ぐ作戦
じゃあどうするの?というところで、マスターが主催で常連同士の交流会を開くというのが今回の本題です。
想定しているのは
のどちらかで、マスターが1人でやっているような個人店も対象としています。
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具体的な話に入ります。
マスターがやるべきことは以下の3つです。
これをするだけで学生はつながり、セットのお客さんが増え(る可能性があり)ます。
逆にいうと、これをしないと学生同士が勝手に繋がることはほとんどありません。
学生は意外にも勝手に仲良くならない
「学生なんて同じくらいの年代で趣味も同じなんだから勝手に仲良くなるべ」と思うかもですが、意外にそうでもありません。
なぜかというと、、ほとんどの若者は「隣の席の知らない人に気兼ねなく話しかけること」を苦手としているからです。
(中にはできる人もいるが20歳くらいだと少数)
・授業中に当てられるのが怖い
・話しかけて拒絶されるのが怖い
・すでに知っている仲間内で固まっていたい
そんな感じが多いです。
ただ、だからこそ、逆に人とのつながりを強く求めてもいます。
なので、マスターが仲介し、会を開いて繋いであげれば、
仲良くなれる可能性は高いと言えます。
色気を出してはいけない
じゃあ交流の場を開くべ!となったときに、場所は雀荘でも近くの飲み屋でもなんでも良いのですが、「今度こんなんやるので良かったら」くらいに薄く誘います。
属性の違いもあるので、
麻雀の会
飲みの会
というようにわけても良いかもしれません。
このときに注意すべきこととしては、そこで儲けようとしないことです。
例えば、飲み会の会費が3000円のところで4000円ずつ取ったり、麻雀が強くなる方法を有料で売り出したり、とかそんなやつです。
それをやると悪評が立ってしまい、逆にお客さんが離れる結果となります。
楽しんでもらうにはイレギュラーを拾うこと
アコギなやり方はさけ、なんならやや赤字くらいで、学生にはコスパが良い会として、認知してもらう必要があります。
当日の動き方としては、マスター(と他に2〜3人協力者がいると良い)は
会話に混ざれていない人がいないか
悪酔いしそうな人がいないか
をチェックし、フォローします。
自分が主役となるめっちゃ面白い話などは不要です。
とりあえず楽しくなくはない(悪くない)で、かつ友だちが1人でも増えれば、大体の人はそれをプラスと認知します。
雀荘内の会話の向きが変わり、せがまれるようになる
もしその会がうまく回っていたら、次の日以降のお店では、今までに話したことのなかった常連同士が話すようになっているでしょう。
やがて、これまでにない組み合わせのセット卓が立っていれば、会は効果を発揮したと言えます。そのセット卓はその会がなければ立っていないからです。
また、もしその会が大成功していた場合、お客さんから次の会を開いて欲しいと言われることもあるかと思います。
そうなったら面倒くさがらずに2回目を行いましょう。
もうある程度繋がったしいいわ!と思うかもですが、そこはロイアリティを高い→最高にあげるための分かれ道なので長期的にはやったほうが良いです。
具体的には、ロイアリティ(忠誠心的な意味)が上がることで
などが期待できます。
卒業後にOBとして(OB・OG訪問の)ゲストに来てもらうなども面白いかもしれません。(そんなことしている雀荘は自分の知る限り聞いたことがないので、ハマれば新しいと思います。)
なんにせよ、そこまでいけば、他の雀荘にはない強みを生み出せていると言えるでしょう。
学生街における集客上の弱点は、
学生料金が多く値段が上がらない
卒業後は来なくなるため回転が早い
の2つですが、これらはマスターと常連の仲がよいとある程度解消できます。
仲介した副産物として、マスターと常連の仲は良くなっているはずなので、
例えば、
新規客を紹介した人にバックを出す
卒業後も学生料金に近い料金のままで良いから使って欲しい
サークル向けのサブスクプランを打ち出す
など、ファンを繋ぎ止め、売り上げを増やすための施策も打ちやすくなるからです。
終わりに
そんな感じのいいことずくめの展開が、1回セット客同士を繋ぐだけで起きるかもしれません。(起きないかもしれないけど)
ただ、失敗しても、ちょっと悲しい(集まらない)+飲み会代3000円くらいなので、ほぼメリットの方がでかいと思います。
ちなみにフリーがあるところだと、フリー客同士を繋ぐとセットに流れてしまう・・という懸念もあるかもですが、そこは顧客志向で行った方がプラスになる気がしています。(同じ策を別雀荘にやられればどうせ負けるため)
とまあ、そんなのを思いついたので、学生街の雀荘でセット集客を伸ばす施策を打ちたい!と思っているところがあればぜひ試してみてください。
あと、ここからはPR(ダイマ)になるのですが、今年からセット雀荘探し用の貸し卓検索サイトをやっているので良かったらそれも集客に使ってください!
(登録無料、更新料無料、全部無料です!)
これ↓
・・以上、机上の空論でした。終わり!
たkると申します。麻雀用品のサイトと書評サイト、そのほか色々とサイト運営をやっています。Noteではサイト運営とか麻雀のノウハウを書いていきます。よろしくお願いいたします。