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3度目の転職活動を終えてこれまでの社会経験を振り返る

2020年2月、3度目の転職活動が終わった。
現職は3月15日に退職、次(※)は3月16日から新天地で働きます。
この機に、これまでの社会経験を振り返りたいと思う。

※ 現職の次は次職とは言わないみたい。次職で検索したらゲームで使われている上位職(2次職とか)ばかりヒットした。

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新卒入社 D社

 2008年10月、印刷業界のD社に28歳で新卒入社した。
なぜ28歳だったかというと、大学@滋賀に長くいたので。
9年半いました。長かった。。。

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そんな大学生活から一転、東京で働く社会人生活が始まりました。
2008年というと、携帯はまだガラゲーを使っていました。twitterもまだアカウントを作っていなかった。たぶんmixiをやっていたと思う。

入社して2ヶ月後の2008年12月に初のボーナスをもらって、シルバーのMacbookを買ったのを覚えています。Apple製品めっちゃいいやんってなって翌年にiPhone 3GSを買いました。

さて、仕事は何をやっていたかというと、配属部門はIT系の研究開発部門で技術開発からコンテンツ開発、新規事業企画と新しい技術を使った新規事業開発に携わっていました。大学と共同開発したり、特許を出願したり、研究成果をアメリカの国際学会で2回発表したり、オフショア開発でインドに渡ったりと新しい経験を積み重ねることができました。

・メーカーの設計CADデータからCGデータに変換してCG画像制作する部署に向けた制作効率化ツール開発(インドオフショア開発あり)
・AR技術を使った先端コンテンツ開発
・ヘルスケア領域での新規事業企画

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そんな中、突然所属していた研究開発部門が解散、2012年4月に研究グループごと印刷事業の営業企画系の事業部へ異動しました。周囲にいる人達がIT研究者から印刷の営業企画者とかなりギャップがあり、所属中は困惑しかなかったのですが、研究者やエンジニアといった自分と近い領域の方ではない営業や企画の方と交流できたことは今とても役に立っています。

この時代は顧客提案から受託システム開発の上流工程に携わりました。顧客と向き合い、技術的に可能なこととビジネス上可能なことを区別したり、ビジネスとしての優先順位を考える視点が持てるようになりました。

・大学病院リハビリテーション科と新しいリハビリツールの共同開発
・3Dプリンタを活用した新しいサービス開発と顧客PoC
・ウェアラブルデバイスを活用した次世代コンテンツ開発

ある時、たまたま参加したイベントでロボットクリエイターの高橋智隆氏の講演を聴き、人とヒューマノイドロボットのインタラクションが導くコミュニケーションに未来を感じました。
ヒューマノイドロボットとAIを組み合わせた新規事業開発に取り組むべく、社内に共感者を探していると新しく事業開発グループが立ち上がると情報を得ました。異動願いを出して2014年10月から希望する開発グループにジョインしてPepperなどヒューマノイドロボットにAIを搭載した接客システムの開発に携わります。

当時、プログラミング教育用として販売されていたNAOに自分たちが開発した接客システムをつなげて、ロボットが接客することを人はどう感じるのか実験していました。NAOは教育用途で設計されているため、安定して稼働できるのが1時間程度と店舗接客用としては制約がきつかったので展示会でのプレゼンなどスポットでの利用が多かったです。
ベルギーの会社が開発したプログラミングレスなNAO操作システムをローカライズして日本の会社に展開する事業にも関わっていました。ローカライズの詰めの段階ではベルギーの会社で作業していました。(ベルギーにはパリ経由で出張していました。帰国後の翌週にパリでテロがあったため、生き延びた感がありました。。。)

しばらくして店舗接客用途で設計されたPepperが購入できるようになり、実店舗でのPoC案件を増やしていきました。並行してロボットにより自然なジェスチャーを習得させるために大学と共同研究していました。

・展示会向けロボットプレゼンシステムの開発とPoC
・知能コミュニケーションプラットフォームの開発とPoC
・表現AIの共同研究

所属していた事業開発部門では新しい技術の調査も実施しており、ブロックチェーン技術の調査担当に任命され、社外講座を受講したりして技術調査を勧めていました。このタイミングでビットコインが高騰、コインチェック事件が起こるなど世の中的にブロックチェーンが盛り上がっていたこともありブロックチェーンを使って何か新しい事業ができないか考えていました。
活用事例はフィンテックが多かったものの、ゲームでもプロックチェーンが活用され始めていて可能性を感じ始めました。ただ所属しているD社の事業ドメインとゲームは相容れなかったため、もどかしかも同時に感じてしまいました。
もやもやを抱えたままWantedlyで他社に話を聞きにいくとベンチャーのG社が新規事業を立ち上げる予定でブロックチェーンエンジニアを募集していて、話をして意気投合したので人生始めての転職をすることになりました。

2社目 G社

この会社はゲームの攻略メディアを開発、運用しています。ブロックチェーンを活用したゲームを開発してゲーム業界に新たな潮流を起こすべく新規事業を立ち上げようとしていました。2018年7月にブロックチェーンエンジニアとして入社してゲーム開発に取り掛かるも肝心の事業責任者が不在でプロジェクトの進行が難しいなど問題が山積みでした。発展途上の技術を使って新規事業を立ち上げる、いま考えると少し時期尚早感はありました。
短期間の在籍ながらも色々なことが起きる中、自分は一体何がしたかったのか改めて考える機会になりました。

ミートアップで初登壇&初取材ということですごいグダグダなトークになってしまったことが唯一の心残りです😫

・ゲームアイテムのマーケットプレイス開発(イーサリアム上でスマートコントラクト開発)

3社目 W社

自分は一体何がしたいのか?他の人たちは何をしたいと思っているのか?Wantedlyの募集記事やユーザプロフィールを眺めながら考えていました。
そんな時に目に飛び込んできた言葉「シゴトでココロオドル」に引っかかりを感じました。自分は今、シゴトでココロオドルんだろうか?

シゴトでココロオドルってどういう意味なんだろう?

ただそれが知りたくて、話を聞きに行きたいボタンを押していました。人事の方から返信があり、面談することになりました。第一声で質問したのは

シゴトでココロオドルってどういう意味なんですか?

人事の方(通称ミスター)が意味を答えてくれ、さらに自身がW社で働き始めて一度も会社にいきたくないと思ったことはないと教えてくれたことがすごく印象的で、素敵な会社だなと思い始めました。
後日、ミスターから選考フローに入って欲しいと提案を受けました。W社のサービスを使って転職したこともあり、シゴトでココロオドル状態になりたいと思い始めていたので選考を受け、オファー頂いたので2018年11月からジョインして働き始めました。

衝撃的だったのがシゴトは流動的でスピードが早かったため、常に界王拳10倍状態で働いていました。毎日クタクタになりながらも充実感に満ちていて、これがシゴトでココロオドルってことなんだなあと実感しました。

とても刺激的な毎日で、必要なことをやるスタンスでいるとやることもどんどん変わり、まさにベンチャーで働いている感がありました。担当した業務領域はこれまでの会社と比べて一番広かったです。色んなことができてとても楽しかったー😁

中でも一番難しかったことは採用です。いまのチーム、組織に不可欠だと思った年上の候補者の方にジョインしてもらいたくて、でも決めてもらえないかもという期間が一番ヒヤヒヤした時期だったし、オファー承諾してもらえたことが一番の成果だと思っています。
本当に人との出会いって重要で、ミスターがいなかったら自分はジョインしていないし、上記の候補者の方にジョインしてもらたことが喜びでした。

そういえば一度、雑誌の取材を受けました。前職でのグダグダを挽回できるぐらいにはお話できたはず!

・名刺管理アプリの開発プロジェクトマネージメント、データ分析、プロダクトマネージメント、エンジニア採用、ピープルマネージメント
・会社訪問サービスのセールス向けデータ分析
・コーポレートエンジニアリング

そして4社目へ

再来週から、プロダクトマネージャとして新天地で働きます。プロダクトをより多くの人に届けるべく、これまでの経験を活かして超サイヤ人状態でやっていきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

お祝いされると喜ぶので再掲します。

転職祝い?喜んで!😚
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今回の転職活動で、転職活動自体に思うことがあるのでそれは別の記事にしたいと思います。有給消化中には書くつもり。



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