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メンタル不調者が就職してぶち当たる壁

①きつい(人間関係的に)

とにかく最初はしんどいと思う、普通の人でも、全く物事に慣れていない状況から、まず人間関係をつくってくことは楽じゃない。人って、何もしなくても、何度も顔を出しているとその人に親しみを覚えていくという本能的機能がある。逆に、新しい人には、まずいったん警戒から入るから、お互いに話しづらい状況が続く。でも、上記の通り、ただまあ大きな問題を起こさずにただ日々言われたことをやり過ごしていると、勝手に親しみを持たれて、人間関係的にはいやすくなる。あいさつと、軽い笑顔で普通に話していると、過剰な努力は不要で、人間関係は楽になっていく。

メンタル不調だと、社会的な常識みたいのがずれていて、どうも変な奴、とレッテルを張られやすい。しばらくは居心地の悪い状態が続くけど、そこを乗り越えると、自分のずれてる部分が自然と修正されていって、なじんでいく。普通の人よりも、人間関係的に大変なことが多いけど、ある種荒療治で、時間はかかるかもだけど、結果的に問題ない程度に社会常識は身に着けることができることが多いと思う。

②きつい(仕事そのもの)

上記のアウェイ感で、慣れない人間関係の中で、かつ慣れない仕事をするのは相当無理ゲーに感じると思う。普通の人でも、難しいこと。ただ、ほかの人も辿ってきている道だから、ある程度配慮はしてもらえて、できなくても仕方ないよね、という感じで1年くらいはとらえてもらえる。だから、はじめうまく仕事ができないのは内心当然と割り切って、自己卑下したりする必要はない。

人間の能力は結構差があるけれど、特に高度な仕事でなければ、ある人が1年でうまくできる仕事が、ある人は3年かかる、という程度でしかない。すなわち、どんな人でも時間がたてば、慣れの機能によってそこそこ仕事はこなせるようになる。未経験からの就職では、企業も長い目で見て採用しているから、はじめはうまくできなくて当然。いつかできるようになればいいと思って、着実に努力をしていけば基本は大丈夫。

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