見出し画像

27歳『脱サラ』という決断


建築の大学卒業後、
憧れの宮大工に弟子入り。

その後『年収が高いから』という理由で不動産の営業会社へ転職しました。

現在は27歳。社会人6年目。

昨年12月に入籍し、これから子供、戸建のことも考えはじめる時期。
収入の安定を捨て、『脱サラ』を決意いたしました。




この記事では、
私が“脱サラ”をしたきっかけについてまとめています。

脱サラ仲間が周りにいないので、ぜひ似た考えの仲間が増えれば嬉しいなーと(笑)



正社員を辞めたきっかけ


①『年収』=『幸せ』ではない

 宮大工から不動産営業に転職した理由も、不動産の大手からベンチャーへ転職した理由も『年収が高いから』という安直な理由でした。
成果に応じて年収や社内評価が上がるのが嬉しかったし、忙しくても年収のために当時は頑張れていました。

しかし、年収が一定額を超えるとむしろ幸福度は落ちていきます。
『家族との時間』を削ってまでする休日の仕事対応に「このままでいいのか?」「本当に幸せ?」と頭を悩ませました。

『お金』が何よりも大事だと思っていましたが、結婚して、家族ができて『お金』より『家族との時間』が何よりも大事なものに変わったのだと思います。

『家族との時間』を一番に取れる“脱サラ”という選択をとりました。


②個人への給与還元率が低い

 会社に所属していると、どんなに売上を作っても会社へ一定額の利益を持っていかれます。
極端な話、会社のサポートがないとしても永遠に利益を持っていかれます。(当たり前ではありますが。。。(笑))

当たり前で、仕方ないことではありますが、私にとって『会社の利益』『個人の給料』のバランスが歪だと、とても違和感を覚えます。

実際に計算をしてみると、
100%頑張っても給料に反映するのは10~30%くらいな会社が多いです。

売上を作るために、会社がどれだけサポート(ネームバリュー・広告集客・経費等)してくれるかにもよりますが、一度、給与還元率が正しいか計算することをお勧めいたします。


③社員は会社の奴隷でしかない

これは勤める会社次第ですが、ブラック企業しか勤めたことがない私は奴隷でした。
「サービス残業」「サービス休日出勤」「帰宅できない」は当たり前で、『昔からこのルールでやっている』と新入社員を教育します。
「それはおかしい!」と立ち上がる社員は『会社の敵』として片っ端から排除され、会社の利益を上げるには人件費を下げることという考えが上層部に浸透していました。

会社に長く勤めれば勤めるほど、育ってきたその考え方から抜け出せなくなり、ルールを正当化しようとします。
それが原因で、家庭崩壊や、ストレスで病む人を沢山見てきました。

会社の利益や価値を高める奴隷ではなく、自分や家族のための奴隷のほうが、人生を終えた時に笑顔でいれる気がします。


④業務効率が悪い

正社員は事務所を使用出来たり、業務上のメリットがある反面、デメリットも多くあります。

・判断や作業のスピードが遅い
様々な人がいて、業務が分担できて楽な分、『上司の判断待ち、社長の決裁待ちで数週間かかる』『自分で処理すれば数分なのに、別部署への依頼必須で翌日完成』など無駄な待ち時間が多い。

・無駄な時間が多い
私の場合、8時間労働をするために毎日3時間半無駄にしています。
『往復の電車で2時間半』『休憩しない休憩時間で1時間』もし仮に8時間労働の定時上がりができたとしてもプラスで3時間半も時間を無駄にしています。
通勤時間中は勉強や読書をしていますが、机に向かって集中するほうが数倍も効率が良いです。シンプルに勿体無い時間です。

・上司のルールに従わなければならない
間違った判断や、効率の悪い指示があった際も基本的には従わなければなりません。
私の場合これが苦痛でした。上司ガチャは本当に大事です。。



記事をまとめていて思ったんですが、
“脱サラ”を決断する一番のきっかけはブラック企業に勤めていたことな気がします(笑)

完全に捻くれた記事になりました。
『正社員とは、安定した給料の代わりに効率の悪い理不尽に耐えること』というイメージが自分の中で出来上がっています(笑)

「正社員そんな嫌なことばかりじゃないよ!!!!」

ということで、
今後は、超ホワイト企業が現れない限り、フリーランスとして活動していく予定(2025年4月開業予定)です。

ではまた〜✌️



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?