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「レンタル」と「リース」

ともに「借りる」イメージがありますが、「レンタル」が物を直接借りる行為を指すのに対して、「リース」はお金を借りて物を購入する行為を指す、という点が大きな違いです。

一般的にリース契約は、中途解約が認められておらず、またユーザー側に修繕義務がありますが、これはリース会社にお金を用立てて物品を買ってもらっている、という性質があるからです。

会計の世界では、上記の「お金を借りて資産を購入する」リース取引を、特に「ファイナンス・リース」と呼んでいます。他方、「オペレーティング・リース」と呼ばれる取引もあり、こちらは一般に「レンタル」と呼ばれるもの(つまり契約期間中に借りているだけ)に近い形態となります。

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