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山上聖地  越知山越知神社 ⑥

 本記事を含めて10編からなるマガジン「山上聖地 越知山越知神社」(300円)も別途設定しました。

お参りのルートで順にシリーズで紹介している越知山越知神社(おちさんおちじんじゃ)も6回目になりました。
 この神社の宮司さんは穏健誠実なお人柄で、今年でたしか88歳になられるとか聞いています。とてもお元気です。宮司さんを慕ってお参りする方々もおられます。初めてお参りされた方でも気軽に社務所に招き入れてお茶を出され、楽しく世間話をされるのが楽しみの一つみたいです。
 なお、11月中旬から4月上旬までは降雪のため、ふもとの里宮に下りられ、山上の社務所は閉鎖されます。
 社務所の北側には尾根伝いに、大師堂、千体地蔵堂、神宝庫、そして一番北の端には奥の院があります。前回までご覧いただいた本殿・拝殿等は南側に位置します。
 
 越知神社ではあらゆるものに神霊仏性が宿っているように感じます。一木一草と語り合っていると、心に解放感と充実感が生まれてきます。
 心が世俗から離れていくような気がします。深い森に包まれた境内には確かに神仏がましますことを実感するのです。


大師堂の前の情景です。
湿気を帯びた樹林の匂いが立ち込める中、命のドラマが繰り広げられていました。

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