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随筆家、白洲正子の次の言葉に「一木一草」への想いの一端を感じました。 白洲正子の世界観の根底には、自然界のあらゆるもの、一木一草にも魂が宿っているという、いわゆる「山川草木悉皆仏性」の感じ方があるように思います。 これは古来より培われてきた日本人の感性そのものでしょう。 白洲正子の孫、白洲信哉氏は上掲の同著の中で、彼女(白洲正子)の母が遺した句を紹介しています。 道の辺の小石ひとつも世の中に かくべからざるものとし思ふ そ
***2024.6.21より完全有料記事になりました。***