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写文集「平泉寺 祈りの情景」

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国史跡「白山平泉寺旧境内」(福井県)の祈りの情景を、現場百ペン主義に基づき撮りためた投稿記事の集録です。このマガジン自体は有料ではありません。
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2024年6月の記事一覧

「一木一草」 (平泉寺編)

 随筆家、白洲正子の次の言葉に「一木一草」への想いの一端を感じました。   白洲正子の世界観の根底には、自然界のあらゆるもの、一木一草にも魂が宿っているという、いわゆる「山川草木悉皆仏性」の感じ方があるように思います。  これは古来より培われてきた日本人の感性そのものでしょう。  白洲正子の孫、白洲信哉氏は上掲の同著の中で、彼女(白洲正子)の母が遺した句を紹介しています。         道の辺の小石ひとつも世の中に           かくべからざるものとし思ふ  そ

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「平泉寺余情」(平泉寺の四季)

 ***2024.6.21より完全有料記事になりました。***

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