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写真の価値について

デジタルの時代になって
写真のリアルさというものが損なわれたジャンルもあると思います

以前、某携帯会社に呼ばれて
画像の色に関してのヒアリングを受けたことがあります
主に人の肌の色に関してでしたが、同じ画像の色やコントラストを少しずつ変えた画像を比較して
気持ちいいものを選ぶという内容でした
携帯端末のカメラが作る絵を(たぶん)いろんなジャンルの人にリ

サーチして決めていくんだと思います
携帯の会社が目指すのは一般受け
携帯端末のカメラは受け入れられやすい写真を作ります
食事に例えればファミレスみたいなもの?
極端な好みでなく誰もが食べられる料理
ある意味で評価の対象にはなりにくいものです

カメラマンが目指すのはクライアントの意向だったり自分の個性だったりします
そのためプロカメラマンにはカメラが作るすっぴんのデータを自分の色にする作業があります
表現は多様であってよいと思いますが
ユニゾンでは
リアルな光
クリアな色
を表現したいと思っています
そこにプラスしてカメラマンの個性があると良いと思います
自分の写真を理解してもらって指名をもらう
それがユニゾンの大切にしていることです
食事に例えるなら専門の料理店みたいなものだと思います
それが好きな人が行く店
自分の口に合わなければ食べログでひどいこと書かれる可能性もある店です

料理も写真も多様でよくて
それぞれに存在意義があります
どっちが良いとか悪いじゃなく
ただそういうもんだということだと思います
どちらにも特有の意味があって
比較することは無意味です

マスに合わせてしまうなら自分たちのような集団の存在意義はないと思います
携帯の写真が評価基準の人にとって
リアルさっていうのはある種の悪なのかもしれません
その反面
自分たちにとって加工ありきの写真というものは
ある種の悪なんです
指名を受けて撮る以上は撮り手の個性は生かしていくことを大事にしていきたいと思います

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