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タケヲさん奈良コス部コスプレを始めるきっかけ編

私事ですが、、、

奈良コス部が発足する話を前に書いたのですが
私自身がコスプレをするキッカケ、、、
意外にそれが聞きたいと頂いたので
少しお話しをさせていただきます。


奈良コス部誕生編でも書かせていだだいたのですが
1番最初のキッカケは私の経営する美容室のお客様でもある美柱のEMIさんからの『ウィッグカットをしてほしい』というご依頼を受けて。

その時が自分の人生の中で
『コスプレに触れる』という事の最初のキッカケ。

ちなみにこの甘露寺ちゃんは二回目です。
その前に胡蝶しのぶさんのウィッグカットをしてます。

当初はそこまで『コスプレをする』事に興味はなく。
むしろ『見てる分には良いけど、自分がするのは、、、💦』
と消極的に捉えていました。

多分そういった感覚の人が僕達の世代30代より上の人達には多いんじゃないでしょうか?

それは何故か?

魔女狩りの時代

私たち30代が青春真っ只中のおよそ20年前。
その多感な時期に起こった様々な凄惨な事件
その容疑者達の自宅から押収されたアニメグッズ。

そういった物を指してマスコミやメディアは

『アニメやゲームは青少年に悪影響』

といった報道を行い、暗に

『オタク=犯罪者予備軍』

という構図を作り上げたのです。
その様はまさに『魔女狩り』

今ではアニメやゲームは市民権を得て
芸能人やスポーツ選手、モデルさんなんかも挙って
『漫画アニメ好き』を公表していますが、
90年代後半の日本のメディアは本気でそういった流れを作っていました。

そんな時期に青春時代を過ごした今の30代以上の方々も『当時』は

「漫画やアニメはオタクやマニアの趣味」

そして『コスプレ』に対して

『オタクやマニアのモノ』

『人前でやるなんてサブい』

という感覚を持っていたはずです。

私自身も自分がコスプレをするまでは
それに近い感覚をもつ人間でした。

第1回奈良コス部を終えて

初めての奈良コス部の参加者は5人。
孤斗丸部長
EMIさん
KUMIさん
この3人はレイヤーとして
私はヘアメイク、ヒノケ氏は最初の見学者として
参加しました。

私はこの時点では
『コスプレかぁ、、、面白いかもな』
くらいに感じてきていました。

この時はまだそこまでコスプレをする予定もなく
ただこのコス部が行われた時間の
『楽しさ』みたいなモノに興味がある感覚でした。

なによりもコスプレに対する時代の流れを感じていたのです。

そこから『継続的に活動しよう』と言う事になり
そんな会話の中で炭治郎KUMIさんが、、、

『タケヲさんも一回くらいしたら?』



と話を振ってくれました。

普通ならここで

『えっ?マジで?💦』

となりそうなモンですが、なんとなく、、、

『やっても良いかも、、、』

、、、と。

その場の皆さんに対しては『うーん』と反応したのですがw
内心的にはそこまで抵抗はなかった気がするw
 
昔勤めていた時にハロウィンのイベントで
コスプレはした事があったので、コスプレ自体は

『シたらシたで楽しい』

というのはわかっていたし。
その時に
『これからもコス部に関わっていくなら
一回くらいはしておいても良い』
という気持ちがあったから。

それくらいその1回目の撮影会からコス部やコスプレに対する可能性みたいなものは感じていました。

しかし仕事で経験していたとはいえ、
何故『恥ずかしいかも💦』と感じていたコスプレを
そんなに簡単に受け入れる事が出来たのか、、、

それは過去の見聞録

『大人が本気で遊ぶ』 

にも記載したのですが。
かの魔女狩りの時代に私はまさに魔女=オタクとして存在し、声優という職業を目指していたからだと思っています。
そして何故声優になりたかったのか?
それは『キャラクターを演じたい』という思いがあったから。

しかし声優という夢を
当時周りの目を気にして諦めてしまった私は、
母親が生前に私になって欲しかった
美容師という仕事に就く事を決めました。

少し華やかに見える美容師という仕事に
タレント性を感じて『やってみよう』と思ったのが決め手でした。
そしてアニメや漫画などの文化から
距離を置き出してから
一般的な考え方に偏っていきました。

しかしこの美容師という仕事が
私をコスプレに導きます。

たまたま奈良を選び

店を構える事になり

仲間との出逢いを経てコスプレに出逢い

再び『キャラクターを演じる』という事を

目標に進み始めました。

時代は変わり、
先程のような偏見も少なくなっている現代。

全力で楽しめる事に出会えた奇跡を
これからも楽しんでいきたい🔥

皆様に出逢えたことに感謝します。

奈良コス部運営 タケヲ


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