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図書館利用、価値は十分残ってる。

 図書館の位置づけが揺らいでいるとかタマに見かけますが…確かに、電子書籍登場によって従来の”市場シェア”を奪われた感はあるでしょうね。実際、取り込める層を取り損ねたってのは確実にありますから。

 とはいえ、いくら現状に批判的な私でも図書館の存立自体に悲観している訳ではありません。本当にそうなら、私の場合

もういらんよ

とハッキリ言っちゃいますからね。(笑)

 どこで価値を見出すか?と言えば、

知識のセーフティーネット

の役割があるからです。簡単に言っちゃえば

貧乏な人でも図書館を通して学習が可能

な世界を担保する。これが最後の役割と言ってもいいんじゃないかな。

 実際、私は現在離職してますが(誰か仕事クダサイ)勉強するにあたっていちいち本を買ったりしません。というか、

ほぼ一切買わない

です。それは図書館ギョーカイにいる知識と経験から、図書館の利用方法を分かっているからと申し上げておきます。

 例えば、耳にしたことがある方もいるかもしれませんが

購入希望図書

というシステムを有効活用すれば、文字通り自分の書棚扱いにできる。私の場合、

専門性の高い、価値も高い図書は大学図書館

汎用性の高い図書は公共図書館

と使い分けて購入希望図書をリクエストしてます。

 この点はまさにぶっちゃけトークなので大っぴらにはしませんが、無理に買う必要がないし場所も取らない。こういう観点からすれば、うまく利用すればすごくありがたい。図書館の位置づけとして未だ有効なのはこうした点なのですね。

 とはいえ、現状のままだとそれ以外を利用する気にならないのも事実。その辺りはココで書きませんが、利用が現状に適合してないからでしょうね。だから私は、こうした図書や資料の確保・利用のみに特化してます。

 ホントはこうした余地が残っているうちに早く手を打たないといけませんが、分かってない人たちが牛耳ってる限りあまり変わらないでしょうね。その辺りは他のnoteで書いてますから、興味がわいたら読んでみてくださいね。

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