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素晴らしきゲーム音楽の世界[25]ファイナルファンタジーⅥ

今回はスーパーファミコンで発売された『ファイナルファンタジーⅥ』(以下FFⅥ)のゲーム音楽についてお話します。

本作はFFシリーズの6作目として1994年に発売されました。その後プレイステーションやWii、スマートフォンアプリにも移植され、今なお遊べる作品として残り続けています。

スーパーファミコン用ソフトとしては、国内でベスト10に入る人気RPG。

ストーリーの舞台は1000年前の大戦争によって魔法の力が失われ、代わりに機械文明が発達した世界。今はなき魔法をつかさどる『幻獣』を使って、世界征服をもくろむガストラ帝国との闘いを描いた物語。

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シリーズの中ではメインキャラクターが特に多く、誰か一人にスポットライトが当たり続けることもありません。群像劇のようで、そのぶんパーティー編成は自由度が高くなっています。

キャラクターは性格以外に「必殺技をコマンド入力」「必殺技ゲージを溜める」「敵の技をコピーする」など戦闘スタイルもバラバラ。一人一人の個性が際立ち、しっかりと特徴づけがされている。

これまでのシリーズだと、魔法は特定のキャラクターや職業しか使用できませんでした。しかし今作では「魔石」を装備して熟練度を上げれば、誰でも魔法を使うことができます。

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自由度の高いストーリーも魅力的で、FFシリーズの中ではお気に入りの一作です。BGMも過去作から進化を遂げており、戦闘曲などはより激しく、リズミカルにプレイを盛り上げてくれます。

『戦闘』『迷いの森』『仲間を求めて』耳に残る曲は多々ありますが、その中でもお気に入りは『大団円』です。エンディング曲ではありません。

YouTube-FINAL FANTASY Ⅵ 大団円 (Grand Finale?) より

物語の途中でたった一度しか流れないバトルBGM。歌劇の舞台上で戦うシチュエーションもあいまって、かなり盛り上がるオーケストラチックな曲調です。マニアックな選曲かもしれませんね。

ゲームの発売当時、自分は小学校高学年。周りの友達もプレイしていたので、学校では毎日FFⅥの話をしていました。

楽しく話をしていると、なんだか話が噛み合わない。ストーリーは同じぐらい進んでいるのに、自分にはいない仲間をパーティーメンバーに加えている。仲間にしたと聞いた場所には行っているはずなのに……。

自分はどうやら知らずのうちに、ある段階でそのキャラクターを見捨てていたと発覚。現段階ではもう仲間にならないと知って愕然としました。

お気に入りのキャラだったのに……ごめんよぅ。

悔しいのでゲームクリア後、すぐにもう一度初めからプレイして仲間にしました。せめてもう少しスローペースでプレイしていれば情報共有できたのに。ゲームのやりすぎはよくないと身をもって知りました。

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前回紹介したFFⅢからナンバリングを2つ飛ばしてFFⅥのお話をしていますが、ⅣもⅤも大好きです。ただサウンドトラックを持っていないだけ。

持っているサントラ紹介が終わったら、あらためて振り返りたいなと考えています。




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