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2023年、今こそ私は日本株に投資する。

2022年はウクライナ・ショックやインフレ、米金利上昇、円安進行などの波乱要因が相場を乱高下させましたが何人かの投資家たちの間では、

「2023年は日本株が世界で最も強い」と予想しています。

コロナ禍からの経済再開や政府の経済対策、企業業績改善などの要因で日経平均はボックス相場からの抜け出し、2023年後半には3万円大台を超えて32,000円ぐらいまでを予想する投資家もいます。
目先では世界経済の減速を織り込む必要がありますが中長期的には強い相場を予測しています。

日本株に投資する具体的なメリットは、
・為替リスクがない。
2022年は為替の大きな変動は、米国株式相場にとっては、売買のタイミングを非常に難しくしていました。
・情報収集が容易。
米国相場と違い時差がなくリアルタイムで取引ができるため情報収集や判断がしやすい。
・配当金や株主優待など。
これが最も大きなメリットだと思いますが、日本株は値上がり益だけでなく、配当金や株主優待といったメリットが期待できます。

日本株は自分の暮らしに関係する企業やサービスを選んで投資することができるため、自分の好きな企業や社会貢献度の高い企業を投資する事で、応援することができるのです。

2023年年初、日本株相場は世界経済の減速懸念やインフレ圧力などの要因から上値が重くなりました。しかし年後半にかけてはワクチン接種や政策などで景気回復が進むと期待されます。

長期的な視点で見れば、日本株は割安感があります。世界的なインフレ圧力や金利上昇によってグロース株やテクノロジー株が売られる中でも、日本株は安定した収益性や配当性向を持つ企業が多く存在します。

2022年12月10日現在、日経平均のPBRとPERは以下のようになっています。
PBR(加重平均):1.32
PBR(指数ベース):1.35
PER(加重平均):14.15
PER(指数ベース):14.48

一方米国株の代表的な指数であるS&P500のPBRとPERは以下のようになっています。
PBR:4.5
PER:42.2

日経平均と米国S&P500種を比べた場合、なんとPBRに関しては3倍以上、PERでは約2.9倍もの開きがあるのです。
いかに日本株が割安感があるかが分かります。

そして日本の株式市場で時価総額1000億円以上で約半数がPBRが1倍以下であるというデータもあります。
PBR1倍以下とは、株式の時価総額が企業の純資産額を下回っているという意味なので、企業が純資産以上の価値を生み出していないという風になってしまいます。
赤字をずっと出しているような企業ならともかく、本当に価値を生み出していないのか?
下記日本の代表的な上場企業のPBRですが(2023年3月現在)、

・三菱UFJフィナンシャルグループ 0.69倍
・神戸製鋼 0.53倍
・本田技研工業 0.59倍
・東レ 0.89倍
・京セラ 0.86倍
・鹿島建設 0.86倍
・コニカミノルタ 0.52倍
・横浜ゴム 0.70倍

上記はほんの一部です。他にも日本を代表する企業でPBR1倍以下の企業がゴロゴロあります。

日本は長らくデフレが続いていたため、企業の成長性や企業価値が市場で評価されにくくなっていた。そしてデフレ下の低成長の中でも企業は純資産を積み上げる事ができたのです。

そして日本経済がデフレから脱却しようとしている今、いよいよ割安で放置されてきた日本株が国内外の投資家から注目され始めたのです。
今後は国内外からの資金流入が期待できます。
海外投資家やグローバルファンドなどの買い戻しが進む可能性があります。特に海外投資家はコロナ禍以降に大幅に売り越しており、その巻き戻し余地は大きいのです。

日本企業の競争力やイノベーション力が高まっている今、日本企業はコロナ禍を乗り越えるために様々な取り組みを行っています。
例えばデジタル化やESG(環境・社会・ガバナンス)への対応、M&A(合併・買収)や事業再編などです。これらの取り組みによって日本企業の競争力やイノベーション力が高まっており、将来的な成長性も向上しています。

2023年の今こそ日本株への投資するべきなのです。


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